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2025年8月20日2分
データ・情報セキュリティ
7月初めより、ソティリオス・シオゾス氏がDrees & Sommerのサイバーセキュリティ担当CISOに就任しました。

Drees & Sommer SE
2025年7月1日、ソティリオス・シオゾス氏はコンサルティング専門企業Drees & Sommer SEの「グローバルサイバーセキュリティ部門責任者(CISO)兼ITトランスフォーメーションオフィサー」として新たな職務に就任しました。企業戦略的な課題に加え、特にサイバーセキュリティおよびデジタルトランスフォーメーション分野を担当します。
「私たちはデジタル化を推進する立場として、情報セキュリティは特にお客様との関係において重要なテーマです」とソティリオス氏はCSOに語ります。「その際、技術的な実装だけでなく、情報セキュリティというテーマをどのように伝え、従業員の意識を高めるかも重要であることが繰り返し示されています。」
Drees & Sommerは現在、TISAXおよびISO/IEC 27001の認証プロセス中であるとしています。「これらの基準は、特に国際的な顧客、デジタルプロジェクト、不動産分野において、機密情報を信頼して取り扱うために不可欠です」とシオゾス氏は強調します。
建設・不動産分野に特化した同社の新CISOは、情報セキュリティの文化的側面に特に興味を持っています。「法的要件やセキュリティ意識は世界各地で大きく異なります。共通の基盤を作るために、私たちはターゲットを絞った研修、多言語でのコミュニケーション、文化に合わせた施策を実施しています。このプロセスを通じて明確になったのは、情報セキュリティは技術だけでなく、何より文化的なテーマであるということです。」
ソティリオス氏はIT業界で25年以上の経験を持ち、これまでグローバル企業で複数のリーダー職を歴任してきました。たとえばQiagenではアソシエイトディレクターを務め、直近ではHenkelでシニアリードを担当していました。
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