メールセキュリティおよび人的リスクソリューションプロバイダーのStrongestLayerは、木曜日にステルスモードから登場し、520万ドルのシード資金を調達しました。
StrongestLayerのシード投資ラウンドはSorenson Capitalが主導し、Recall Capitalも追加支援を行いました。
2024年に設立されたサンフランシスコ拠点のこのスタートアップは、TRACE(Threat Reasoning AI Correlation Engine)というLLMネイティブのサイバーセキュリティプラットフォームを構築し、従来の防御をすり抜けるメールベースの攻撃を阻止するために企業を支援しています。
高度な推論と意図分析に依存するこのプラットフォームは、AIを活用して巧妙で個別化されたスピアフィッシングメッセージを作成するなど、現代の脅威アクターの手口に対応します。
同社の予測型キャンペーン検出は、フィッシングサイトを作成後数日以内に特定・無効化し、すでに390万件の偽企業ウェブサイトを検出しています。
StrongestLayerによると、同社のソリューションは表現や武器化の有無にかかわらず悪意のあるコミュニケーションを特定でき、従業員が不審なメッセージをより適切に識別・報告できるようトレーニングも可能です。
業界のベテランであるMuhammad Rizwan、Joshua Bass、Alan LeFortによって構築されたこのプラットフォームは、フィッシング、BEC、標的型なりすまし、多様化するマルウェアや悪意のある添付ファイルなど、AI駆動型および複雑な攻撃を防ぐことができます。
「かつては国家レベルの能力が必要だった高度な脅威が、今やAIツールを持つ誰にでも作成できる時代、パターンマッチングシステムは効果を失うだけでなく、時代遅れになります。当社のLLMネイティブアプローチは、現在の脅威を捉えるだけでなく、今後拡大するAI主導の脅威環境に対応するために設計されています」と、StrongestLayerのCEO兼共同創業者であるAlan LeFort氏は述べています。
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翻訳元: https://www.securityweek.com/email-protection-startup-strongestlayer-emerges-from-stealth-mode/