Microsoftは今週、2025年6月のプレビュー更新プログラムをインストール後、システムを再起動した際に表示される誤ったWindowsファイアウォールのエラーを無視するよう顧客に要請しました。
これらの警告は、イベントビューアーで「イベント2042」として記録され、Windowsファイアウォールの詳細セキュリティで「構成の読み取りに失敗しました」という警告と「追加のデータがあります」というメッセージが表示されます。
Microsoftは、この既知の問題は、現在開発中でまだ完全にOSに統合されていない新機能が原因で発生していると付け加えました。
「2025年6月のWindows非セキュリティプレビュー更新プログラム（KB5060829）をインストール後、セキュリティイベントログにWindowsファイアウォールの詳細セキュリティに関連するエラーイベントが記録される場合がありますが、これは安全に無視できます」と同社はWindowsリリースヘルスダッシュボードで述べています。
「Windowsファイアウォールは正常に動作することが期待されており、このエラーイベントを防止または解決するための対応は不要です。このイベントは、現在開発中でまだ完全に実装されていない機能に関連しています。」
これらの誤ったファイアウォールエラーは、Windows 11 24H2 システムでのみ表示されますが、このイベントに関連するWindowsプロセスには影響しないはずです。
Microsoftは現在、この既知の問題の修正に取り組んでおり、詳細が分かり次第、アップデートを提供する予定です。
ここ数か月、レドモンドは他のWindows機能にも影響する同様の問題に対処しており、実際には影響のない誤った警告が増えています。
4月には、同社は報告の問題によりWindows 10およびWindows 11デバイスで誤ったBitLockerドライブ暗号化エラーが発生するバグを解決しました。レドモンドはこのバグを10月に認め、これはOSおよび固定ドライブの暗号化が強制されている管理されたWindows環境のみに影響すると述べていました。
同じ月、Microsoftは別の既知の問題を確認し修正し、2025年4月のWindows回復環境（WinRE）更新プログラムのインストール後に無効な0x80070643エラーが発生する問題を解消しました。
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