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コロンビア大学のデータ侵害、約87万人に影響

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​正体不明の脅威者が、5月にコロンビア大学のネットワークに侵入し、現役および元学生・職員の約87万人分の機密性の高い個人情報、財務情報、健康情報を盗み出しました。

1767年にキングス・カレッジとして設立されたコロンビア大学は、2024年の予算が66億ドルにのぼる私立アイビーリーグの研究大学であり、4,700人の教員を含む2万人以上の職員と、19の学部・特別プログラムに3万5,000人以上の学生が在籍しています。

この侵害は、外部のサイバーセキュリティ専門家の支援を受けた調査の結果、6月24日に一部システムに影響を及ぼす障害が発生した後に発見され、法執行機関に報告されました。

8月7日(木)にメイン州司法長官事務所に提出された通知書によると、このデータ侵害は職員、志願者、現役・元学生、そして家族を含む868,969人に影響を及ぼしています。

「当大学の調査により、2025年5月16日頃、許可されていない第三者がコロンビア大学のネットワークにアクセスし、その後システムから特定のファイルを持ち出したことが判明しました」とコロンビア大学は述べています。「現時点で、コロンビア大学アービング医療センターの患者記録が影響を受けた証拠はありません。」

大学は、侵害されたシステムからハッカーが460ギガバイトのデータを盗んだと主張した報道を受け、先週声明を発表し、データ窃取を初めて認めました。

水曜日には、大学がさらに声明を発表し、盗まれたデータが現役・元学生、志願者、および一部の職員に属するものであることを確認しました。

影響を受けた個人に米国郵便で送付された通知書によると、盗まれたデータには個人情報、財務情報、健康情報が含まれているとのことです。

「影響を受けたデータには、氏名、生年月日、社会保障番号、ならびにコロンビア大学への出願時に提供した個人情報、または入学後に収集された情報が含まれます」と大学は付け加えています。

「これには、連絡先情報、人口統計情報、学歴、奨学金関連情報、保険関連情報、および当大学と共有した健康情報が含まれます。」

コロンビア大学は、現時点でデータが身元盗用や詐欺に悪用された証拠はないとしていますが、今回のデータ侵害の影響を受けた方々に対し、Kroll社を通じて2年間の無料クレジットモニタリング、詐欺相談、身元盗用回復サービスを提供するとしています。

翻訳元: https://www.bleepingcomputer.com/news/security/columbia-university-data-breach-impacts-nearly-870-000-students-applicants-employees/

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