イスラエルのサイバーセキュリティスタートアップTerra Securityは本日、シリーズA資金調達ラウンドで3,000万ドルを調達し、同社の累計調達額が3,800万ドルに達したことを発表しました。

今回の新たな資金調達ラウンドはFelicisが主導し、Dell Technology CapitalおよびSVCIが追加支援を行いました。

2024年に設立されたテルアビブ拠点のTerraは、実際の脅威に即した評価を提供するエージェンティックAI搭載の継続的ペネトレーションテストプラットフォームを構築しています。

このソリューションは、人間が介在する仕組みを取り入れており、ビジネスのニーズに応じて拡張可能な、状況に応じたテーラーメイドのテストを提供します。

AIベースのプラットフォームは、組織全体の環境における重大な脆弱性を継続的に探し出し、攻撃者に悪用される前に対処できるようにします。

Terraによると、このソリューションはAIエージェントの群れを活用し、各組織の独自プロファイルに合わせて数千もの高度なテストを継続的に実行します。

Terraは、4月に800万ドルのシード資金を調達しており、イスラエルと米国にチームを持ち、すでにフォーチュン500企業やその他の大手企業にサービスを提供しています。

同スタートアップは、AIベースのレッドチーミングによる攻撃的セキュリティ機能を拡大し、より多くの企業の攻撃対象領域をカバーする計画です。新たな資金は、新たな人材の採用、AIエージェントの改善、顧客の導入促進に活用されます。

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「この投資により、当社が対応する攻撃的セキュリティのユースケースを拡大し、R&D能力を強化し、チームを拡大し、企業の攻撃的セキュリティテストへのアプローチを変革する中で、Go-to-Market活動を拡大することが可能になります」とTerra Security共同創業者兼CEOのShahar Peled氏は述べました。

新たな資金調達ラウンドに加え、Terraは元Google CISOのGerhard Eschelback氏が取締役会に加わったことも発表しました。

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翻訳元: https://www.securityweek.com/terra-security-raises-30-million-for-ai-penetration-testing-platform/

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