建材メーカーのHeim & Hausがランサムウェア攻撃の標的となりました。犯人は48ギガバイトのデータを盗んだと主張しています。
www.heimhaus.de
Heim & Hausは、窓、屋根、オーニング、シャッターなどの建材を製造するドイツ最大級のメーカーの一つです。同社は現在、公式ウェブサイト上で、サイバー犯罪者によってITシステムが暗号化されたことを顧客に通知しています。
「私たちは直ちに、事態の収束と解明のために大規模な対策を講じました」と、本社をデュイスブルクに置く同社は説明しています。そのためにITフォレンジックの専門家と緊密に連携しているとのことです。関係当局にも通報済みです。
攻撃の規模
同社によれば、生産はすでに再開できたとのことです。ただし、納品に遅れが生じる可能性があることも認めています。また、電話やEメールによる連絡も依然として制限されています。
攻撃の詳細については明らかにされていません。そのため、犯人がどのようにHeim & Hausのシステムに侵入したのかは不明です。また、身代金の要求があったかどうか、誰が攻撃の背後にいるのかも分かっていません。
同社の発表によると、現時点で顧客の機微なデータが流出した具体的な証拠はないとしています。しかし、ランサムウェアグループ「Kawa4096」は、Heim & Hausから合計48ギガバイトのデータを盗んだと主張しており、これはFalconfeedsによるXの投稿でも確認できます。
どのような情報が含まれているのかについては、犯人側からの言及はありません。
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