Zip Securityは月曜日、シリーズA資金調達ラウンドで1,350万ドルを調達したことを発表しました。これにより、同社がこれまでに調達した総額は2,100万ドルとなりました。
今回の資金調達ラウンドはBallistic Venturesが主導し、Silver Buckshot、Mantis VC、そして既存投資家であるGeneral Catalyst、Human Capital、Box Groupが追加で支援しました。
2022年に設立されたニューヨーク拠点のZip Securityは、専任のセキュリティチームを持たない中堅企業や中小企業(SME)向けに、セキュリティ、コンプライアンス、IT自動化を一体化したプラットフォームを提供しています。
Zipによると、このソリューションはセキュリティプログラムの簡素化と拡張を目指す大企業のニーズにも対応できるとのことです。
このソリューションは、組織がセキュリティのベストプラクティスを実施し、コンプライアンスを達成するのを支援するほか、ITインフラの管理も可能にし、サービスのオーバーヘッドやコストを削減します。
Zipのプラットフォームは、CrowdStrike、Google、Jamf、Microsoft、Oktaなどの著名なプロバイダーのサービスとの連携をサポートしています。
同社は新たに調達した資金を活用し、エンジニアリングおよび営業チームの拡大、プラットフォームへのサードパーティツールの追加統合、防衛、金融、医療、ソフトウェアなどの主要分野でのプレゼンス強化を図ります。
「サイバーセキュリティは大企業だけが手に入れられる贅沢品であってはなりません。私たちは、現代のセキュリティは自動化され、誰でも利用でき、コスト効率が高いべきだと考えています。専門家チームがいなくても、企業が簡単にセキュリティを構築・管理・改善できる自動化を提供することが私たちの使命です」と、Zip Security共同創業者兼CEOのJosh Zweig氏は述べています。
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翻訳元: https://www.securityweek.com/zip-security-raises-13-5-million-in-series-a-funding/