Varonisがメールセキュリティ企業SlashNextを買収

Varonis Systems（ナスダック: VRNS）は、メールセキュリティプロバイダーSlashNextの買収を発表しました。

2017年に、FireEyeのコアマルウェアサンドボックス技術の主要な設計者の一人であるAtif Mushtaqによって設立されたSlashNextは、予測AIモデルを活用し、メールやZoom、WhatsApp、Slack、Teamsなどのコラボレーションアプリを通じた高度なスピアフィッシングやソーシャルエンジニアリング攻撃からユーザーを保護しています。

「SlashNextの買収は当社プラットフォームの自然な進化であり、当社のアドレス可能市場を大幅に拡大します」とVaronisのCEO兼共同創業者であるYaki Faitelson氏は述べています。「メール、アイデンティティ、データを結びつけることで、当社のMDDRサービスの価値を飛躍的に高め、データ侵害が多く始まる受信トレイで脅威を阻止するお客様の支援が可能になります。」

この取引は、業績連動型のリテンションアワードを含めて最大1億5,000万ドルと評価されていると、Varonisの広報担当者がSecurityWeekに語りました。

SlashNextは、買収前に4,300万ドル以上の資金調達を行っていました。