イスラエルのスタートアップSola Securityは、3,500万ドルのシリーズAラウンドを調達したと木曜日に発表しました。これにより、同社のこれまでの総調達額は6,500万ドルとなりました。
2024年にサイバーセキュリティのベテランであるGuy Flechter氏とRon Peled氏によって設立されたSola Securityとその投資家たちは、セキュリティチームが高度な技術的専門知識なしに迅速にカスタムセキュリティアプリケーションを構築できるノーコード開発プラットフォームの成長市場に賭けています。
2025年3月にステルスモードからローンチした同社は、AIを活用したノーコードセキュリティプラットフォームを構築しており、セキュリティツールの設計、カスタマイズ、展開を数分で行うことができます。
シードラウンド発表時、Sola Securityはこのアイデアが業界の現状へのフラストレーションから生まれたと述べていました。つまり、セキュリティチームが高額で分断されたツールに溺れ、それらを管理するために専任のエンジニアリングリソースが必要となっている現状です。
同社によれば、このプラットフォームはアプリギャラリーからの既製ソリューションと、カスタマイズされたアプリケーションを構築するためのノーコードスタジオの両方を提供しています。
Solaによると、ステルスモードからの公開後6か月で、2,000人以上のユーザーが同社の生成AIツールを使い、ID・アクセス管理からクラウドセキュリティ、ポスチャー・構成管理、コンプライアンスなどにわたる1,000以上のカスタムセキュリティアプリを作成したとのことです。
シリーズAラウンドは既存投資家のS32が主導し、M12（Microsoftのベンチャーファンド）、New Era Capital Partnersが参加しました。ベンチャーキャピタリストのMike Moritz氏、S Capital、Glilot Capital Partnersなど、既存のすべての投資家もこの資金調達ラウンドに参加しました。