Microsoftは本日、Windows 11 23H2のHomeおよびProエディションを実行しているデバイスが、11月でアップデートの提供を終了することを顧客に再度通知しました。
EnterpriseおよびEducationエディションは、Windowsリリースヘルスダッシュボードに記載されている通り、2026年11月10日までさらに1年間メインストリームサポートが継続されます。
「2025年11月11日、Windows 11 バージョン23H2(HomeおよびProエディション)はサービスの終了を迎えます。2025年11月の月例セキュリティアップデートが、これらのエディションに対する最後のアップデートとなります」と、Microsoftは金曜日のメッセージセンターの更新で述べています。
「この日以降、これらのエディションを実行しているデバイスは、最新のセキュリティ脅威から保護する月例のセキュリティおよびプレビューアップデートを受け取れなくなります。」
Windows 11 23H2のユーザーには、2024年10月にWindows 11 22H2/23H2の対象デバイス向けに一般提供が開始された、最新バージョンのWindows 11であるWindows 11 24H2(Windows 11 2024 Updateとも呼ばれる)へのアップグレードが推奨されています。これは、2024年5月にWindows Insiderエンタープライズ顧客向けに展開された後のことです。
ただし、アップグレードを進める前に、Microsoftが互換性のないIntel Smart Sound Technology(SST)オーディオドライバー、SenseShield Technologyコード難読化ドライバー、壁紙カスタマイズソフトウェア、統合カメラ、およびDiracオーディオ改善ソフトウェアを搭載したデバイスに対して、複数のWindows 11 24H2セーフガードホールドを実施していることに注意が必要です。
Steamのハードウェア&ソフトウェア調査によると、2025年7月時点でゲーマーの59.9%がWindows 11を利用しており、35.1%は依然としてWindows 10を使用しています。一方、Statcounter Global Statsによれば、2021年10月のリリースから3年後、Windows 11はついにWindows 10を上回り、Windowsシステムの53%以上がWindows 11を実行しているのに対し、Windows 10は42%となっています。
7月には、MicrosoftはWindows 11 22H2の最終サポートエディションが10月14日にサービス終了を迎えることもユーザーに再度通知しました。
Windowsのサポート終了日についての詳細は、Windows Lifecycle FAQページやLifecycle Policy検索ツールで確認できます。Microsoftはまた、まもなくサポート終了または廃止される製品の一覧も提供しています。
他のWindowsリリースのサポート終了日については、Lifecycle Policy検索ツールやWindows Lifecycle FAQページで確認できます。Redmondはまた、今年サポート終了または廃止される全製品の完全なリストも提供しています。