イスラエルのスタートアップ企業QIZ Securityは木曜日、暗号セキュリティ態勢およびポスト量子暗号(PQC)管理プラットフォームのために、シード資金として1,700万ドルを調達したと発表しました。
今回の資金調達ラウンドはBessemer Venture PartnersとMerlin Venturesが主導し、Evolution Equity Partners、Qbeat Ventures、Singtel Innov8、Qino Cyber Capitalも参加しました。
調達した資金は、同社の事業拡大とプラットフォームの機能強化に充てられる予定です。
QIZ Securityは、オンプレミス・クラウド・ハイブリッド環境全体にわたって暗号化を統制することを目的としたプラットフォームを開発しています。
このプラットフォームは暗号資産を継続的に検出し、それらがアプリケーションやビジネスシステムとどのように接続しているかをマッピングするとともに、古いプロトコルや脆弱な暗号スイート、転送中および保管中のデータにおける暗号化の抜け穴といった問題点を洗い出します。
検出にとどまらず、本システムは特定された脆弱性を深刻度とビジネスへの影響度に応じてランク付けし、優先順位を付けた修復計画を生成します。QIZのアプローチは、エージェントやネットワークプローブではなくAPIベースの統合に依拠しており、CISO、コンプライアンス担当者、アプリケーションオーナー間の連携を支援することを意図しています。
Ben Volkow氏、Lenny Ridel氏、Itan Barmes氏が設立した同社は、自社のプラットフォームを量子コンピューティングがもたらす差し迫ったリスクへの対応策としても位置付けています。
QIZ SecurityのCEOを務めるVolkow氏は、次のように述べています。「ポスト量子対応への備えは、急速に取締役会レベルのサイバーセキュリティおよび経営上の優先課題になりつつあります。企業は、見えないものを移行することはできませんし、その場限りの評価によって暗号リスクを管理することもできません。QIZは、Q-Dayが到来する前に暗号化技術を理解し、統制し、近代化するために組織が必要とする継続的な統制レイヤーを提供します」
翻訳元: https://www.securityweek.com/qiz-security-raises-17-million-for-cryptographic-governance-platform/