AI活用型エンドポイントセキュリティのスタートアップGlowは本日、評価額12億ドルでシリーズAとして1億8000万ドルの資金を調達し、ステルスモードから脱したことを発表しました。
この資金調達ラウンドはSequoia、Cyberstarts、Greenoaks、Redpoint Venturesが主導し、Index Ventures、Swish Ventures、Lux Capital、Holly Venturesも参加しました。
テルアビブを拠点とするGlowは2025年、CEOのRoi Tiger氏(Meta元エンジニアリング担当VP)、CTOのOmer Singer氏(Snowflake元サイバーセキュリティ戦略責任者)、そして研究開発担当VPのOphir Arie氏(Claroty元研究開発担当VP)によって設立されました。
同社にはほかに、最高製品責任者としてArnon Joseph氏(Meta元プロダクト担当シニアディレクター)、最高戦略責任者としてEmily Heath氏(United AirlinesおよびDocuSignの元CISO、WizのボードメンバーおよびCyberstartsのパートナーを歴任)も在籍しています。
Glowは、従業員によるAI利用が主流となり、Mythosクラスの能力を悪用してマシン速度で弱点を突く攻撃にさらされている現代の環境において、リスクの低減を目指しています。
そのために同社は、環境をマッピングしリアルタイムでリスクを分析し、ポリシーを自動的に適用する専用のAIエージェントを通じて、セキュリティチームがエンドポイント上で実行されるものを制御できるようにしています。
Glowはコンテキストと推論エンジンを活用し、ソフトウェアを事前に許可または排除することで環境に適応し、エンドポイントの攻撃対象領域を縮小するとともに、従業員が安全にAIを導入・利用できるようにします。
ステルスモードで運営していた間にも、Glowは金融サービス、ヘルスケア、小売業といった業界にわたって企業顧客を獲得してきました。
同スタートアップは、今回調達した資金を米国での市場開拓の加速と、研究部門であるGlow Labsの拡大に充てる予定です。
「私は長い間CISOという立場に身を置いてきましたが、これまで私たちが手にしてきたツールは、今日企業が直面している課題に対応できるようには作られていなかったと断言できます。あらゆる企業がAIを活用してより速く動きたいと考えています。問題は企業がAIを導入するかどうかではなく、セキュリティがそれに追いつけるかどうかです。それこそがGlowが解決しようとしている課題なのです」とHeath氏は述べています。