ウェールズ環境規制当局のFoI失態、職員2,000人分のダイバーシティデータが流出

セキュリティ

NRWは、5年前に誤って公開されたスプレッドシートについて、データが悪用された証拠は見つかっていないとしています

ナチュラル・リソーシズ・ウェールズ(NRW)は、2013年4月から2018年3月の間に同環境規制当局で働いていた現職・元職員約2,000人分のダイバーシティデータが、典型的な情報公開請求(FoI)の失態によって流出したと発表しました。

ウェールズ政府の外郭団体であるNRWは金曜日、この情報がウェブサイト上で「誤って開示」されていたことを認める声明を出しました。声明では該当サイトの特定や、機密データがどのようにして公開に至ったのか、また何人が影響を受けたのかについては説明していません。

その後NRWはThe Registerの取材に対し、約2,000人が影響を受けたことを認め、2000年情報公開法(Freedom of Information Act 2000)に基づく開示請求への対応の一環として、2021年にこの情報を公開したと説明しました。

流出した情報には、民族性、障害の有無、宗教または信条、性的指向、ウェールズ語能力、介護責任、その他の「平等モニタリング情報」が含まれる可能性があるとされていますが、対象となる項目は職員ごとに異なっていました。

これらの情報の一部は特別カテゴリーの個人データに該当し、英国GDPRによる追加的な保護の対象となっています。

NRWは開示声明 の中で、「今回の事案が発生したことを心よりお詫び申し上げます。影響を受けた方々にご心配や不安を与えていることを認識しています」と述べています。

「問題を認識した時点で直ちに対応し、事態の拡大防止と、情報開示に至った経緯の調査を行いました」としています。

同団体は、この情報漏えいを情報コミッショナー事務局(ICO)に報告し、ウェブサイトから情報を削除した上で、完全に削除されたことの確認を得たとしています。

NRWはさらに、「完全な調査を実施済みであり、再発防止のためプロセスと管理体制の見直しを継続しています」と付け加えました。

「情報が悪用されたという証拠は確認されていませんが、心当たりのない連絡には十分注意し、不審な点があれば報告するようお願いします」としています。

The RegisterはNRWに対し、今回の漏えいをどのように発見したのか、また何年も気づかれなかった理由について問い合わせました。®

翻訳元: https://www.theregister.com/security/2026/09/07/welsh-environment-regulators-foi-blunder-exposes-diversity-data-of-2000-staff/5294748

本記事は theregister.com の記事を翻訳・要約したものです。