カリフォルニア州の公立学校に在籍する現役および元生徒数百万人の個人情報が、Educational Testing Service(ETS)が運用するシステムから盗まれました。
ETSは非営利団体で、カリフォルニア州教育局(CDE)との契約に基づき、州の標準テストの運営を支援しています。ETSが運用するSFTP(Secure File Transfer Protocol)サイトに第三者が不正にアクセスし、生徒の情報をコピーしたため、ETSは生徒と保護者への通知を開始しました。CDEはETSの侵害通知を配布し、影響を受けた人が事案の情報や利用可能な支援を受けられるようにしています。
調査の結果、第三者は侵害した認証情報を使ってサイトにアクセスし、5月22日から9月18日までの間、複数回にわたってカリフォルニア州の生徒情報を含むファイルをコピーしたことが判明しました。
CDEによると、この侵害には過去3学年度に在籍していたすべての生徒が含まれますが、被害者はこの層に限られません。漏えいした情報は個人によって異なりますが、次のような情報が含まれる可能性があります。
- 生徒の氏名
- 州生徒識別番号(SSID)
- 生年月日
- 自宅住所
- 人口統計情報
- 障害およびプログラム参加に関する情報
- テストの点数を含む州統一テストの情報
CDEによると、2025~2026学年度だけでも、570万人を超える生徒がカリフォルニア州の公立学校に在籍していました。
影響を受けた生徒全員について、すべての種類の情報が流出したわけではありません。それでも、今回の被害が氏名とメールアドレスの一覧にとどまらないことは明らかです。盗まれたファイルからは、生徒の教育や障害に関する極めて私的な情報が明らかになるおそれがあります。
CDEは、社会保障番号、金融口座情報、パスワード、保護者や後見人に関する情報は含まれていないと説明しています。ETSも、盗まれた情報が公開された証拠は今のところ見つかっていないとしています。
身を守るためのポイント
ETSはCDEの指示のもと、影響を受けた生徒と保護者に通知しています。ご自身やお子さんの情報が含まれていた場合は、通知書の指示に従い、次の対策を取ってください。
- この事案に関する連絡は、公式の窓口を通じて真偽を確認する。
- 2年間無料のIDプロテクションサービスへの登録を検討する。未成年者は親または法定後見人が登録でき、成人は本人が登録できる。該当する年齢層の手順を確認する。
- お子さんや学校に関する情報を盗用し、本物らしく見せかけたメッセージに注意する。届いた覚えのないメッセージや電話に応じて、パスワード、セキュリティコード、支払い情報を伝えない。
- さらに詳しい対策については、ブログ記事「データ侵害に巻き込まれたら?知っておきたいこと」をご覧ください。
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