Meta、Ray-Ban スマートグラスの「呼びかけなし録音」問題を修正したと発表

Meta は、Ray-Ban Meta の所有者の一部から「Hey Meta」というウェイクフレーズなしで会話が録音されていたとの報告が相次いでいた問題について、解決したと発表しました。

ユーザーからは、意図的に保存した覚えのない会話の録音や文字起こしが見つかったとの声が上がっています。気づかないうちに録音されれば、装着者本人だけでなく、周囲の人々にとってもプライバシー上の懸念となります。

この苦情は Reddit に投稿されました。ある所有者は、3台のグラスで予期せぬ録音が発生したと説明しています。この所有者によると、ファームウェア更新後にこの挙動が始まり、Respond without Hey Meta(「Hey Meta」なしで応答)を無効にしていても発生したといいます。また、通常の会話中にグラス内側の通知ライトが点灯することもあったと報告しています。ほかのコメント投稿者からも、原因不明の起動が同様に起きたとの声が寄せられました。

Android Authority の報道によると、Meta は問題を修正済みだとしています。

「この問題は解決しました。Meta AI とのやり取りの音声ログは、設定からいつでも管理、確認、削除できます。」

ただし、原因が何だったのか、何人が影響を受けたのか、録音された音声がどう扱われたのかについては、公式な説明がありません。

スマートグラスをめぐるプライバシー上の懸念を取り上げるのは、今回が初めてではありません。6月には、Meta のコンパニオンアプリで見つかった未公開の顔認識コードについて報じました。このコードは有効化されていませんでしたが、ウェアラブルカメラがいずれ、人を撮影するだけでなく、本人に知られないまま識別する方向へ進みかねないとの懸念が高まりました。

所有者にできること

Reddit に投稿した所有者によると、Meta サポートはマイクとカメラの権限の無効化、Wear Detection(装着検知)のオフ、音声履歴の削除、自動更新の無効化を勧めたといいます。これらの対処をとると、何が問題だったのかが説明されないまま、デバイスの中核機能の多くが制限されてしまいます。

Meta がより詳しい説明をするまで、スマートグラスを使い続ける場合は、次のような対策が考えられます。

  • 音声履歴を確認する。身に覚えのないやり取りがないか調べ、不要な録音や文字起こしを削除します。Meta によると、これらのログは設定から管理できます。
  • 音声起動の設定を確認する。問題を報告した所有者は、Respond without Hey Meta がすでに無効だったと述べています。この設定だけで意図しない起動を防げるとは考えないでください。
  • グラスとコンパニオンアプリを最新の状態に保つ。この所有者は更新とこの挙動を結びつけていますが、セキュリティやプライバシーの修正を含む可能性のある更新を、恒久的に避ける理由にはなりません。
  • 他の人を録音する前に必ず確認する。グラスが意図どおりに動作している場合でも、相手のプライバシーは尊重されるべきです。

Meta には、何が問題だったのか、再発防止のために何をしたのかを、ユーザーに説明する責任が残っています。

翻訳元: https://www.malwarebytes.com/blog/news/2026/10/meta-says-it-fixed-smart-glasses-unprompted-eavesdropping

本記事は malwarebytes.com の記事を翻訳・要約したものです。