Last updated on 2024年2月24日
本日、米国務省は、Hiveランサムウェア変種の国際犯罪組織グループにおける主要リーダーシップポジションにある個人の特定および/または居場所につながる情報に対して、最大1000万ドルの報酬を提供することを発表しました。さらに、Hiveランサムウェア活動に参加することを共謀または試みる任意の国の個人の逮捕および/または有罪判決につながる情報に対して、最大500万ドルの報酬も発表しています。
Hiveランサムウェア変種は、米国を含む80カ国以上の被害者を標的にしました。2022年7月下旬から、FBIはHiveのコンピュータネットワークに侵入し、その復号化キーを取得し、世界中の被害者に提供しました。これにより、被害者が要求された最大1億3000万ドルの身代金を支払う必要がなくなりました。
本日の発表は、米国司法省がユーロポール、ドイツおよびオランダの当局、および米国シークレットサービスと共に、Hiveのサーバーとウェブサイトを押収し、これ以上の攻撃と被害者への恐喝を阻止したことを発表した司法省の発表を補完するものです。我々は、経済と重要インフラの基盤を脅かすランサムウェアアクターを撹乱し抑止するために、同盟国およびパートナーと協力し続けます。
この報酬は、国務省の国際組織犯罪報奨金プログラム (TOCRP) の下で提供されており、世界中で国際犯罪を撹乱し、逃亡者を正義のもとに引き渡すための法執行努力を支援します。