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Microsoft: Windows Server KB5062557がクラスターおよびVMの問題を引き起こす

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Microsoftは、今月のWindows Server 2019のセキュリティ更新プログラムをインストールした後に発生する、クラスターサービスやVMの再起動問題を緩和するために、企業にサポートへの連絡を呼びかけています。

同社がBleepingComputerに示した非公開のアドバイザリによると、7月8日にリリースされたKB5062557アップデートをインストールした後、クラスターの運用に不可欠なシステムコンポーネントであるクラスターサービスが正しく機能しなくなる可能性があると説明しています。

同じバグにより、一部のノードがクラスターへの再参加に失敗したり、管理者がBitLockerのWindowsセキュリティ機能をクラスター共有ボリューム(CSV)ドライブで有効にしているシステムでエラーが発生したりしています。

「7月のWindowsセキュリティ更新プログラム(上記の発生元KB)をインストールした後、Windows Server 2019のクラスターサービスが繰り返し停止および再起動し、ノードがクラスターへの再参加に失敗したり、隔離状態になったり、仮想マシンが複数回再起動したり、イベントログに頻繁にイベントID 7031エラーが記録されたりする場合があります」とRedmondは説明しています。

この既知の問題の影響を受けている組織向けに緩和策は用意されていますが、Microsoftはまだそれを顧客に展開していません。修正が一般公開されるまで、影響を受けている場合はビジネスサポートに連絡して問題解決の支援を受けるよう求めています。

「この問題への対応や緩和策の適用について支援が必要な場合は、Microsoftのビジネスサポートにご連絡ください」とMicrosoftは述べています。

「現在、今後のWindowsアップデートに解決策を含めるべく作業を進めています。解決策を含むアップデートがリリースされた後は、Microsoftのビジネスサポートから提供される緩和策をインストール・設定する必要はありません。」

今月初め、RedmondはWindows Server Update Services(WSUS)に影響する広範な問題に対処しました。この問題により、Microsoft Updateの同期トラブルが原因で、組織が最新のWindowsアップデートを展開できなくなっていました。

2024年7月の累積更新プログラムでは、2025年6月のセキュリティ更新プログラムによって引き起こされた問題も解決されています。この問題は、一部のWindows ServerシステムでDHCPサービスがフリーズする原因となっていました。


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翻訳元: https://www.bleepingcomputer.com/news/microsoft/microsoft-windows-server-kb5062557-causes-cluster-vm-issues/

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