サイバーセキュリティ・スタートアップのRoot Evidenceは本日、Ballistic Venturesが主導し、Grossman Venturesなどが追加支援したシードラウンドで、1,250万ドルの資金調達に成功し、ローンチしたことを発表しました。
アイダホ州ボイジーに本社を置くRoot Evidenceは、業界のベテランであるJeremiah Grossman(最高経営責任者)、Robert Hansen(最高技術責任者)、Heather Konold(最高執行責任者)、Lex Arquette(最高製品責任者)によって2025年7月に設立されました。
Grossmanは、Arquetteと共にWhiteHat SecurityおよびBit Discoveryを共同設立し、以前はSentinelOneのセキュリティ戦略責任者を務めていました。Bit Discoveryは2023年にTenableに買収されました。
同社は、完全に統合された脆弱性スキャンおよび攻撃対象領域管理技術を開発しており、実際の攻撃証拠に基づいて、組織が現実に狙われている脆弱性への対応に集中できるよう支援します。
Root Evidenceによると、そのソリューションは、セキュリティチームが重要な1%未満のセキュリティ欠陥への修正作業を優先し、侵害の可能性を低減し、財務リスクを算出することを可能にします。
Root Evidenceは証拠に基づくアプローチを採用しており、既知の悪用リストのスキャンや深刻度スコアリングシステムに頼るのではなく、リスクの強力な証拠を用いて意思決定の優先順位を付けます。
「脆弱性管理の成功は、もはや技術的にどれほど深刻であっても、理論上の脆弱性を最も多く報告できるかどうかではありません。組織は、放置した場合に最も大きな被害をもたらすことが証明されている脆弱性を証拠とともに特定し、まずそれらの修正に集中する必要があります。それがRoot Evidenceの役割です」と、Root EvidenceのCTOであるRobert Hansen氏は述べています。
関連記事: HeroDevs、旧OSSのセキュリティ強化のため1億2,500万ドルを調達
関連記事: Valarian、「アイソレーション・ファースト」インフラ技術で2,000万ドルのシード資金を調達
翻訳元: https://www.securityweek.com/root-evidence-launches-with-12-5-million-in-seed-funding/