サイバーセキュリティスタートアップのLegionは、水曜日にステルスモードを解除し、シードおよびシリーズAラウンドで3,800万ドルを調達したことを発表しました。
同社の最新の資金調達ラウンドはCoatueが主導し、シードラウンドを共同主導したAccelとPicture Capital、そしてエンジェル投資家が追加で支援しました。
2024年にMicrosoft SentinelおよびCambridge AIリサーチの卒業生によって設立されたニューヨーク市拠点のLegionは、組織が調査を拡張できるよう支援する、ブラウザネイティブのAIセキュリティオペレーションセンター(SOC)コンパニオンを開発しました。
同社によると、このブラウザ拡張機能はチームの調査を観察し、ワークフローを学習して改善を支援し、全体のプロセスを大規模に自動化します。
LegionのAIエージェントは、セキュリティチームがアラートをより迅速にトリアージし、誤検知をフィルタリングし、専門知識を拡張できるよう支援することで、燃え尽き症候群の解消を目指しています。
このプラットフォームは、ビジョンモデルと軽量なブラウザ拡張機能を活用して調査パターンを取得し、アナリストの意思決定プロセスを記録し、そのワークフローをチームに提示して最適化を支援します。
Legionのソリューションは、既存のツールを活用して脅威の調査や対応を行うこともでき、人間の監督下でも完全自律でも動作可能で、メール、SIEM、脅威インテリジェンスツール、その他の社内システムなど、ブラウザからアクセス可能なあらゆるプラットフォームで利用できます。
同社はすでに、エネルギー、金融、ヘルスケア業界のフォーチュン500企業で導入が進んでいます。
「Legionは、チームの最良の直感をAI駆動のワークフローへと拡張するために設計された、初のブラウザベースプラットフォームです。完全に自社環境内で、チームによって、チームのためにトレーニングされます。私たちの目標は、専門知識を拡張可能な自動化へと変換し、セキュリティチームが本当に重要なことに集中できるようにすることです」と、LegionのCEO兼共同創業者のEly Abramovitch氏は述べています。
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翻訳元: https://www.securityweek.com/legion-emerges-from-stealth-with-38-million-in-funding/