Connex Credit Unionのデータ侵害、172,000人に影響

Connex Credit Unionは、最近発生したデータ侵害が172,000人に影響を与えていることを当局に報告しました。

Connexはコネチカット州で最大級の信用組合の一つです。この金融機関は70,000人以上の会員と10億ドル以上の資産を有しています。

メイン州司法長官事務所は、Connexが最近ハッカーによって同社のシステムから盗まれた可能性のあるファイルにデータが含まれていた172,000人に送付している通知書の写しを受け取っています。

Connexによると、不正侵入は6月3日に検知され、調査の結果、攻撃者は6月2日から6月3日の間に同社のシステムへアクセスしていたことが判明しました。

サイバー犯罪者によってダウンロードされた可能性のあるファイルには、氏名、口座番号、デビットカード情報、社会保障番号、口座開設時に使用された政府発行のIDなどの情報が保存されていました。

Connexは、会員の口座や資金への不正アクセスの証拠は見つかっていないと述べています。

同社のウェブサイトには現在、Connexの従業員を装い、暗証番号やパスワード、口座番号を取得しようとする詐欺電話やテキストメッセージに関する警告が表示されています。この警告が今回の事件と関連しているかは不明です。

Connexへの攻撃の背後にいる人物や、これがランサムウェア攻撃であったかどうかは明らかになっていません。SecurityWeekは、この侵入について犯行声明を出している既知の脅威グループを確認していません。