5年にわたる訴訟と5か月の交渉の結果、AppleのSiriアシスタントがユーザーのプライバシーを侵害したと主張する集団訴訟について、Appleが9,500万ドルの和解に合意した。
和解金額は巨額に見えるかもしれないが、有効な請求を行った和解クラスメンバーは、申告したSiriデバイスの台数に基づく按分(プロラタ)で支払いを受けることになり、Siriデバイス1台あたりの上限は20ドルとなる。
対象デバイスには、Siri対応のiPhone、iPad、Apple Watch、MacBook、iMac、HomePod、iPod touch、Apple TVが含まれる。
集団訴訟では、これらのデバイスを通じて、意図しないSiriの起動により機密または私的な通信がAppleに取得され、第三者と共有されたと主張している。
Siriは通常、「Hey Siri」というコマンドで起動するが、このコマンドがなくてもデジタルアシスタントが意図せず作動し、録音を開始する可能性があると主張されている。
原告らは、この問題によりAppleが消費者保護法およびプライバシー法に違反したと非難した。
クラス期間は2014年9月17日から2024年12月31日までである。
請求の対象となるのは、米国およびその領土に居住するSiriデバイスの現所有者または元所有者、もしくは購入者であり、クラス期間中に意図しないSiriの起動の結果として、機密または私的な通信がAppleに取得され、かつ/または第三者と共有された者である。
裁判所文書によれば、推定される和解クラスの規模は「相当な」ものになる見込みで、Siriデバイスの購入者および所有者全員に通知が送付される。今回の和解は、原告が見込む回収可能損害額のおよそ10〜15%に相当する。
Appleは訴訟でなされたすべての主張を否認しており、Appleが不適切または違法な行為を行ったことはないとしている。
予備的和解は12月31日、カリフォルニア州オークランドの連邦裁判所に提出された。
原告側代理人は、和解基金の最大30%に相当する弁護士費用と、最大110万ドルの訴訟費用の支払いを裁判所に求める予定である。
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翻訳元: https://www.infosecurity-magazine.com/news/apple-95m-settlement-siri-privacy/