サイバー攻撃でジャガー・ランドローバーが停止

イギリスの自動車メーカー、ジャガー・ランドローバーはサイバー攻撃を受け、ITシステムを停止しなければならなくなりました。攻撃の背後にいる人物はまだ明らかになっていません。

Richard OD – shutterstock.com

イギリスの自動車メーカー、ジャガー・ランドローバーはサイバー攻撃のため、生産と販売に重大な障害を受けました。

同社によると、被害を最小限に抑えるためにシステムを停止したとのことです。「現在、世界中で使用されているITシステムを管理された方法で再起動するため、迅速に対応しています」と、同社の広報担当者がdpaの取材に答えました。

これまでのところ、顧客データが盗まれた証拠はありません。ジャガー・ランドローバーはインドのタタ・モーターズの傘下です。

このサイバー攻撃の背後に誰がいるのかは、現時点では不明です。最近では、複数の大手企業や機関が深刻なサイバー攻撃の標的となっており、百貨店チェーンのマークス＆スペンサーやブリティッシュ・ライブラリーも含まれています。（dpa/jm）

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