Geordieは今週、650万ドルの資金調達と、エージェント型AIの利用に伴うセキュリティリスクに対処するためのプラットフォームを発表し、ステルスモードから登場しました。
企業は効率向上やコスト削減のために、目標やルールに基づいて自律的にタスクを実行できるAIエージェントをますます活用しています。
エージェント型AIは多くの利点をもたらしますが、同時にセキュリティリスクも招く可能性があります。AIエージェントは高い権限や重要なツール、データへのアクセス権を持つ場合があり、脅威アクターにとって魅力的な標的となり得ます。
Geordieは、すべてのエージェントを特定し、それぞれが何をしているかを追跡することで、組織がAIエージェントを安全に導入できるよう支援することを目指しています。
同社のプラットフォームはリアルタイムで可視化を提供し、予期しない動作が検出された際には顧客にアラートを出します。また、AIエージェントの導入状況、利用パターン、リスクも把握・追跡します。
Geordieはロンドンに本拠を置き、2025年初頭にDarktraceやSnykでリーダーシップを務めたサイバーセキュリティおよびAIの専門家によって設立されました。
同社のシード資金調達ラウンドはTen Eleven VenturesとGeneral Catalystが主導し、エンジェル投資家も参加しました。
「当社のプラットフォームはエージェント向けに特化して設計されており、企業がイノベーションとセキュリティのどちらかを選ぶ必要がないようにします。エージェントの活動をリアルタイムで可視化し、企業のポリシーや外部フレームワークと連携することで、信頼を構築し、安全なAI導入に必要なツールを提供しています」と、Geordieの共同創業者兼CEOであるHenry Comfort氏は述べています。
翻訳元: https://www.securityweek.com/geordie-emerges-from-stealth-with-6-5m-for-ai-agent-security-platform/