Keyfactor、AIとポスト量子セキュリティ強化に向け10億ドル超の投資を獲得

Keyfactorは、人間・マシン・AIを暗号セキュリティでつなぐ支援を行う企業です。 同社はこのたび、10億ドルを超える戦略的成長投資を確保しました。

今回の大規模な資金投入は、企業が「アイデンティティの氾濫(identity sprawl)」とも呼ばれる問題への対応に苦慮している最中に行われました。この問題では、マシンアイデンティティの数が人間のアイデンティティを大幅に上回るケースがあります。

孤立した断片的なセキュリティツールに頼るのではなく、KeyfactorはTrust Control Planeと呼ばれるエンドツーエンドのプラットフォームを提供しています。この統合プラットフォームは、暗号資産に対する一元的な可視性を提供するとともに、クラウド・ハイブリッド・オンプレミス環境にまたがるマシンアイデンティティのライフサイクル管理を自動化し、標準的なデバイスから自律型AIエージェントに至るまであらゆるものを保護します。

新たに投入される資金は、Keyfactorのグローバル事業の加速、製品イノベーションの推進、地理的展開の拡大、チームの規模拡大、そして戦略的買収の資金確保に充てられる予定です。

今回の資金調達ラウンドは、成長株投資会社のSummit Partnersが主導しました。

ポスト量子時代への備えをめぐる緊急性は、ホワイトハウスが発表した2026年6月の大統領令を受けて一段と高まっています。この大統領令は、2030年の期限に向けて連邦政府による量子耐性暗号への移行を加速するよう義務付けるものです。

Summit PartnersのマネージングディレクターであるAndy Collins氏は、次のように述べています。「私たちの見解では、ポスト量子対応の準備、エージェント型AIのガバナンス、証明書ライフスパンの短縮化、そして規制要件の変化が同時に進行することで、統合されたエンタープライズグレードのプラットフォームへのニーズがますます切実なものになっています」

同社は現在、世界中で2,500を超える組織の顧客基盤に対し、年間数十億件にのぼるマシンアイデンティティを管理しています。

今回の投資取引の後も、既存の出資者であるInsight PartnersとSixth Street Growthは、Keyfactorにおいて引き続き大きな持ち株比率を維持します。

翻訳元: https://www.securityweek.com/keyfactor-scores-1-billion-investment-for-ai-post-quantum-security/

ソース: securityweek.com