ScienceLogicは、同社のAI Platformの中核となる可観測性サービス「Skylar One」向けに、アップデート「Kyoto」をリリースしました。今回のリリースでは、地理的なサービス可視化機能、ロケーション・デバイス管理の簡素化、関係性マッピングの強化、そしてハイブリッドIT環境全体の可観測性向上を目的としたプラットフォームアップデートが追加されています。
Kyotoアップデートは、ハイブリッドインフラ、クラウド環境、AIワークロードを管理する組織向けに設計されています。サービス上の問題を調査したり、ロケーションおよびアクセスを管理したり、プラットフォームのスケーラビリティと耐障害性を向上させたりするための機能が導入されています。
Kyotoリリースの主な特徴は以下の通りです。
- コンテキストに富んだ地理的サービス可視化: 新しいGeographic Service Mapsにより、各拠点にわたるサービスの健全性、可用性、リスクをインタラクティブに把握でき、チームがビジネスへの影響をより迅速に評価し、対応の優先順位を付けやすくなります。
- サービス調査の高速化: Business Services Investigator 2.0の機能強化により、表示中の時間範囲に該当するイベントが存在しない場合、Skylar AIおよびChangeのスイムレーンが自動的に折りたたまれ、インターフェースが有効なシグナルに集中できるようになります。これらのレーンはいつでも手動で展開・折りたたみが可能で、オペレーターはノイズの除外にかける時間を減らし、重要なシグナルの調査により多くの時間を割けるようになります。
- ロケーション管理の簡素化: ロケーション管理機能が更新され、拠点ごとにデバイスやサービスを整理しやすくなり、運用上の可視性が向上する一方で管理負担も軽減されます。
- デバイス管理と関係性コンテキストの強化: AP2デバイス管理機能の拡張と関係性の可視化の改善により、依存関係をより明確に把握できるようになり、調査時間の短縮、ワークフローの効率化、より自信を持ったトラブルシューティングが可能になります。
- ユーザーおよびアクセス管理の一元化: Global Managerは、API経由での管理対象スタック全体にわたるユーザーアカウント、アクセスキー、組織、ユーザーポリシーの一元管理に対応しました。これにより、サービスプロバイダーや企業のチームは管理負担を軽減し、一貫したアクセスポリシーを適用でき、運用効率とセキュリティ態勢の向上につながります。
- プラットフォームの耐障害性とスケーラビリティの向上: 基盤となるデータベース、クラウドインフラ、高可用性アーキテクチャ、ランタイムコンポーネントのアップグレードにより、現代のハイブリッド環境に求められる安定性、セキュリティ、スケーラビリティが強化されています。
- より安全な自動化・連携ワークフロー: 新しいAPIキー認証により、連携、自動化ワークフロー、サードパーティアプリケーションに対する制御が強化され、組織は運用上の柔軟性を維持しながらAPIセキュリティを最新化できます。
ScienceLogicのCPOであるMichael Nappi氏は次のように述べています。「企業が可視化からAI支援型、さらには自律的な運用へと移行するにつれ、単なるアラート以上のものが必要になります。今何が起きているのか、どこで起きているのか、そしてそれがビジネスにとって何を意味するのかを示す、信頼できるサービスコンテキストが求められているのです」
「Kyotoリリースは、サービス、デバイス、ロケーション、アクセスポリシー全体にわたる関係性をより正確に理解できるようにすることでSkylar Oneを強化すると同時に、より迅速な調査と自信を持った自動化に必要な運用基盤を最新化するものです」
ScienceLogic AI Platformの中核となる可観測性サービスであるSkylar Oneは、Skylar AI、Skylar Automation、Skylar Complianceと連携し、複雑なハイブリッド環境全体にわたって、よりサービスを意識した高度な運用インテリジェンスを提供します。今回のKyotoリリースは、Skylar One「Juneau」やSkylar Advisorのローンチといった最近の進化を土台としており、組織が断片的な可視化から、意思決定に直結するインサイトとガバナンスの効いた自動化へと移行できるよう支援することで、AIを活用したITオペレーションへのScienceLogicのコミットメントをさらに前進させるものです。