ゼレンスキー大統領、ウクライナ保安局長官代行を国防相代行に任命

ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は木曜日、情報・対テロ機関の高官イェウヘニー・フマラ氏を国防相代行に任命しました。物議を醸した内閣改造をめぐって、ウクライナ全土で抗議デモが起きた直後のことです。

ゼレンスキー氏はSNSへの投稿で、必要な法的手続きが完了し次第、フマラ氏を国防相として承認するよう議会に正式に要請する考えを示しました。

今回の任命は、ゼレンスキー氏が今週初めにミハイロ・フェドロフ国防相を解任したことへの世論の強い反発を受けたものです。この解任措置をきっかけに、キーウをはじめとする各都市でデモが発生し、金曜日も続いています。

議会は木曜日、ゼレンスキー氏の新内閣の閣僚をほぼ承認しましたが、国防相と外相のポストは空席のままでした。ウクライナの法律では、これらの職の候補者は大統領が別途指名する必要があるためです。

少将であるフマラ氏は、前任のヴァシル・マリューク氏が解任された後、1月からウクライナ保安局(SBU)の長官代行を務めてきました。それ以前は、対テロ作戦や情報支援、さらにロシアの標的に対するウクライナの長距離攻撃の一部を担う精鋭部隊、SBUアルファ特殊作戦センターを率いていました。

2022年のロシアによる全面侵攻開始当初、フマラ氏はキーウ州からロシア軍を撃退する作戦に参加しました。

ゼレンスキー氏は今回の人選について、フマラ氏がテクノロジーを駆使した長距離攻撃作戦を指揮してきた経験から、戦時下のウクライナ国防を統括する適任者だと説明しました。

「イェウヘニー・フマラ氏は、テクノロジーを駆使した攻撃作戦の実施において、多くの点で前例のない豊富な経験を積んできました。まさにこれこそ、この戦争において我々の国防が注力すべき分野です」とゼレンスキー氏は述べました。

フマラ氏の任命に伴い、第一副長官のオレクサンドル・ポクラド氏がSBU長官代行に就任する見通しです。

ウクライナの複数の議員は、フマラ氏の任命が法律に適合しているかどうか疑問を呈しています。ウクライナの法律では、国防相および国防副相は現役軍人ではなく文民でなければならないと指摘しています

Daryna Antoniuk

翻訳元: https://therecord.media/ukraine-acting-defense-minister-yevhenii-khmara

ソース: therecord.media