サイバーセキュリティ分野のスタートアップ企業StrongestLayerは本日、シード資金の追加調達ラウンドで410万ドルを獲得したと発表しました。これにより同社のシード投資累計額は930万ドルに達しました。
今回の資金調達ラウンドはInovia Capitalが主導し、LaunchPod、Alumni Ventures、エンジェル投資家1名、そして既存出資者であるSorenson Capitalが追加で支援しました。
同社は昨年、ステルスモードから脱却しています。
2024年に設立されたサンフランシスコ拠点のStrongestLayerは、従来型ソリューションをすり抜ける現代のメール脅威を阻止するために設計された、AIネイティブのメールセキュリティプラットフォームを提供しています。
同社によると、2025年12月から2026年2月にかけての数千件の検知事例を分析した結果、攻撃の3分の1はパターンマッチングや振る舞い検知の手法では検出できないことが明らかになったといいます。
StrongestLayerのプラットフォームは、高度な推論と意図分析を用いてコンテキストを踏まえた判断を行うため、これまで見たことのない攻撃も識別できます。同スタートアップは、中間者攻撃(adversary-in-the-middle)、高度なフィッシング、ビジネスメール詐欺(BEC)攻撃への対応に取り組んでいます。
StrongestLayerによると、同システムは正当性と悪意の両方について論拠を組み立て、証拠分析に基づいて最終的な判定を下すとしています。
StrongestLayerは、今回の新たな投資を市場開拓戦略とプラットフォーム拡張の取り組みに充てる方針です。
StrongestLayerの共同創業者兼CEOであるAlan LeFort氏は次のように述べています。「これまでのメールセキュリティは、どの世代も過去に見たことのある攻撃を認識するために構築されてきました。攻撃者が同じテンプレートやインフラを使い回していた時代にはそれで機能していました。しかし、すべての攻撃が唯一無二のものとなった今、その手法は通用しません。私たちが作ったのは、より優れたフィルターではありません。あるメッセージが正当なものかどうか、そして害意を持っているかどうかを推論するシステムなのです」
翻訳元: https://www.securityweek.com/strongestlayer-raises-4-1-million-in-seed-funding-extension/