Appleは月曜日、macOS、iOS、iPadOSの新たなセキュリティアップデートを発表しました。今回の更新では数十件の脆弱性が修正されており、その大半はWebブラウザエンジンのWebKitに関するものです。
macOS Tahoe 26.6.2の配信が現在進行中で、28件のセキュリティ上の欠陥に対応しています。このうち21件はWebKitに関するもので、Safariやプロセスのクラッシュ、メモリ破損、機密データの漏えいにつながるおそれがありました。
今回のアップデートでは、Audio、ImageIO、IOGPUFamily、Kernelにおける7件の問題も解決されています。これらは、ユーザーの機密情報の漏えい、サービス拒否(DoS)、任意のコード実行、メモリ破損、システム停止、カーネルメモリの漏えいや破損につながるおそれがありました。
iOS 26.6.1とiPadOS 26.6.1では、これら28件の脆弱性すべてに加え、Telephonyの認証に関する問題も修正されました。この問題は、攻撃者がIPSec認証を回避してネットワークトラフィックを傍受することを可能にするおそれがありました。
今回のiOS 26.6.1およびiPadOS 26.6.1の新たなアップデートは、来月リリースが予定されているiOS 27およびiPadOS 27への地ならしとなる可能性が高いとみられます。
Appleは月曜日、iOS 18.7.10およびiPadOS 18.7.10向けの新たなアップデートも発表し、WebKit関連の40件以上を含む120件を超えるバグを修正しました。
これらの脆弱性は、クラッシュやメモリ破損、データ漏えいに加え、サンドボックスの回避やクロスオリジンでのデータ流出にもつながるおそれがありました。
今回のアップデートでは、Kernelにおける18件の脆弱性も解決されています。これらは、カーネルメモリの破損、システムのクラッシュ、カーネルメモリの漏えい、ネットワークフィルタの回避、カーネルメモリへの書き込み、機密性の高いカーネル状態の漏えい、ユーザーの機密データへのアクセスを許してしまうおそれがありました。
このほか、Accessibility、AirDrop、App Store、AVEVideoEncoder、Contacts、CoreAudio、CoreMedia、Foundation、ImageIO、IOSkywalkFamily、Maps、MediaRemote、Model I/O、SceneKit、Siri、WebRTCなどのコンポーネントでもセキュリティ上の欠陥が修正されています。
Appleは、これらの脆弱性が実際の攻撃で悪用された事例には言及していませんが、ユーザーはできるだけ早くパッチを適用することが推奨されます。詳細情報はApple のセキュリティアップデートページで確認できます。