Microsoftは今週、Windows Insider向けプレビュービルドの提供を通じて、より高速なファイルエクスプローラーと、雑然さを抑えつつカスタマイズ性を高めた新しいコンテキストメニューのテストを開始しました。
ファイルエクスプローラーチームは月曜日に投稿したブログ記事で、今回の変更はファイルエクスプローラーの速度、パフォーマンス、信頼性の向上と、ユーザーから報告された問題への対応に焦点を当てたものだと説明しています。
刷新された右クリックメニューの新しい体験も、動作をより高速化し、雑多な項目を減らし、これまで以上にカスタマイズしやすくすることを目指しています。
新しい右クリックメニューの下部には、設定ページへの「メニューをカスタマイズ」ショートカットも追加されており、ユーザーは好みに合わせてコンテキストメニューを調整できます。
「私たちはこれまで、いただいたフィードバックをもとにファイルエクスプローラーの改良を重ね、余分な手間を取り除きながら、日常のタスクをより自然かつ予測可能に感じられるよう細部を磨き込んできました。例えば、ファイルの名前変更がバックグラウンドのファイル同期によって中断されることはなくなり、大文字・小文字のみを変更したファイル名の変更も即座に反映されるようになりました」とMicrosoftは述べています。
「本日は、より高速でシンプル、そしてカスタマイズ性の高いコンテキストメニューの刷新もあわせて発表いたします。新しいデザインでは最上位階層の雑多さを抑えつつ、よく使う操作にはすぐにアクセスできるようにし、さらに新しい設定画面によってメニューに表示される項目をより細かくコントロールできるようになりました」

こうした変更は、Windows 11ユーザー向けにWindowsエクスプローラーの速度とパフォーマンスを改善する一連の取り組みの延長線上にあるもので、直近では4月にもファイルエクスプローラーの改善策が複数投入されています。
Microsoftはまた11月にも、起動時間とパフォーマンスの向上を狙ってファイルエクスプローラーをバックグラウンドで事前読み込みする機能のテストを開始していました。
ただしこの機能はオプションであり、事前読み込みを無効にしたいユーザーは、ファイルエクスプローラーの「フォルダーオプション」の「表示」タブにある「起動を高速化するためウィンドウの事前読み込みを有効にする」のチェックを外すことで無効化できます。
今回のファイルエクスプローラーの変更は、2025年5月に展開されたStartup Boostにも通じるものです。これはMicrosoft Officeアプリ向けの同様のオプション機能で、システムログオン時にバックグラウンドでWindowsのスケジュールタスクを起動し、Officeアプリの起動を高速化するというものでした。
月曜日にはMicrosoftは、サイバー犯罪者に悪用されることで知られるLOLBIN(環境寄生型バイナリ)であるWindows Management Instrumentation Command-line(WMIC)ツールを、Windows 11 24H2および25H2、さらに今週リリースされたWindows 11ベータビルドから削除する方針も発表しました。
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