セキュリティ
ITシステム復旧の見通しは立たず、調査は継続中
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医療機器メーカーのBoston Scientificは水曜日、進行中のサイバー攻撃によって世界規模の事業運営に支障が生じていることを公表しました。SECへの提出書類によると、同社のITシステムに影響を及ぼしている「サイバーセキュリティインシデント」は火曜日に発生し、「同社の事業運営全体に世界的な混乱」をもたらしたとされています。
侵入を検知した同社は、外部のセキュリティ専門家とともに調査を開始し、脅威の封じ込めに当たっていると提出書類に記されています。
この医療機器メーカーは、今回の侵入がランサムウェア感染にあたるのか、また攻撃者がITシステム侵入後に何らかのデータを窃取したのかどうかも含め、The Registerからの問い合わせに対し、現時点で回答していません。
Boston Scientificは連邦規制当局への報告書の中で、「本インシデントは、顧客注文の処理・出荷能力を含む当社事業の各側面を支える一部の情報システムおよび業務アプリケーションへのアクセスに、混乱と制限を引き起こしており、今後もその状態が続くと見込まれます」と述べています。
同社は完全復旧の見通しを示しておらず、今回のサイバー攻撃による「運用面・財務面への影響を含めた全容、性質、影響」は依然として不明であるとしています。
もっとも、このニュースを受けてBoston Scientificの株価は水曜日午前に4%超下落しました。
本稿執筆時点では、いつもの「常連」を含め、犯行声明を出したグループはありません。ここ数カ月、ランサムウェア/恐喝グループと国家に支援されたハッカーの双方が、他の医療技術企業の業務を妨害し、機密データを窃取する事例が相次いでいます。
3月には、Strykerがイラン情報機関との関連が指摘されるサイバー犯罪集団による攻撃を受け、同社では世界規模のネットワーク障害が発生しました。
その1カ月後には、医療機器メーカーのMedtronicが連邦規制当局への提出書類でサイバー攻撃を公表しました。データ窃取・恐喝で悪名高いグループShinyHuntersが犯行を主張し、同社は7月、氏名・連絡先・生年月日・社会保障番号・健康情報がこの侵害で窃取された可能性があると患者に警告しました。®