セキュリティ
英国最大の空港運営会社、870万人の顧客が影響を受けたとみられると発表
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英国で最も混雑する空港のうち3つを運営する企業が、最近発生した「サイバーセキュリティインシデント」により「一定量」のデータが盗まれたと明らかにしました。
影響を受けたデータには、駐車場、ラウンジ、ファストトラックの予約に関連して収集された情報のほか、マンチェスター空港グループ(MAG)の公衆Wi-Fiサービスを通じて収集された情報が含まれています。
現時点で漏えいが判明しているデータの種類は、メールアドレス、電話番号、車両登録番号、郵便番号です。
あるReg読者は、スタンステッド空港での5日間の駐車料金として80ポンドを請求されたことに加え、サイバーセキュリティ侵害によって個人情報が盗まれたことを知らせるメールを受け取ったことで、まさに踏んだり蹴ったりだったと不満をこぼしています。
こうしたケースでは常にそうであるように、影響の受け方は人によって異なります。すべての被害者について、すべての種類のデータが漏えいしたわけではありません。
MAGは公式発表の中で被害の規模を明示していませんが、地元紙マンチェスター・イブニング・ニュースに対しては、影響を受けた870万人の個人のうち大半はメールアドレスのみが漏えいしたと説明したと報じられています。
MAGは北西部のマンチェスター空港、ケンブリッジシャーのスタンステッド空港、そしてダービーシャーのイースト・ミッドランズ空港を運営しています。
同社は最近、自社が運営する空港を年間6,600万人という過去最多の旅客が利用したことを祝ったばかりですが、今回のインシデントについては「直ちにリスクを封じ込めた」うえで、今後の対応を助言してもらうために外部の専門家を起用したとしています。
MAGは声明で「関係当局に報告し、連携して対応にあたっています」と述べ、「乗客の安全や航空保安が損なわれたことは一切ありません」と強調しました。
また、今回の攻撃によっていずれの空港でも運航への支障は発生しておらず、被害を受けたシステムには銀行口座情報や決済情報は保存されていないことも確認されています。
ただし「予防措置として」、同社は一時的に予約管理サービス「Manage My Booking」へのアクセスを停止しました。
この声明が公開されてから72時間以内に予約の変更・キャンセルを希望する顧客については、カスタマーサービスに直接連絡するよう案内されています。
「マンチェスター・エアポート・グループは顧客情報のセキュリティを極めて重要視していることを、お客様にお伝えしたく存じます。ご迷惑・ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます」としています。
影響を受けた顧客にはすでに連絡が行われており、今回の件を親切にも本誌に知らせてくれた読者も何人かいました。
MAGが引き続き調査を進める中、顧客はフィッシング攻撃への警戒を強めるよう呼びかけられている一方、今回のサイバー攻撃によってMAGの各空港を訪れることに危険が生じるものではないとも説明されています。
The RegisterはMAGに追加情報を求めましたが、広報担当者からはオンラインで発表済みの声明と同じ内容の回答しか得られませんでした。®