マンチェスター空港グループがサイバー攻撃を受け、数百万人の顧客データが流出

マンチェスター空港グループ(MAG)のシステムに何者かが侵入し、英国内3空港の顧客データが「一定量」持ち去られたことを同社が確認しました。

Image

今回の侵害は、権限のない第三者が顧客情報の一部を取得したことで発覚し、マンチェスター、スタンステッド、イーストミッドランズの各空港が影響を受けました。

MAGは声明で次のように述べています。「当社は直ちにリスクを封じ込め、専門のアドバイザーと協力しながら、顧客とシステムを保護するための適切な対応を進めてきました。関係当局にも報告し、連携して対応にあたっています。乗客の安全や航空保安が損なわれたことは一切ありません」

今回流出した情報は、駐車場・ラウンジ・ファストトラックの予約情報、および空港内WiFiの登録情報に及びます。同社によると、盗まれたデータにはメールアドレス、電話番号、車両登録番号、郵便番号が含まれるとのことです。

「MAGおよび不正アクセスを受けたシステムのいずれも、顧客の銀行口座情報や決済情報は保有していません」と同社は付け加えています。

今後の渡航を予定している乗客が対応すべきことは特になく、既存の予約もそのまま有効だとMAGは説明しています。空港の運用に支障はなく、駐車サービスも通常どおり継続されています。

ただし、予防措置としてオンラインの予約管理ポータル「Manage My Booking」は停止されました。今後72時間以内に予約の変更やキャンセルが必要な場合は、代わりにカスタマーサービスへの電話連絡が必要となり、MAGは通常より待ち時間が長くなる可能性があると注意を呼びかけています。

「影響を受けた顧客には個別に連絡を行っています」と同社は述べています。

顧客に対しては、不審なメールやテキストメッセージ、電話に十分注意すること、また予期しない連絡に含まれるリンクのクリックや添付ファイルの開封を避けることが呼びかけられています。

「マンチェスター空港グループが、支払いカード情報や銀行情報、パスワードの入力を予告なく求めることは決してありません」と同社は警告しています。

英国メディアの報道によると、今回の侵害では約870万人の顧客が影響を受けたとされています。

同社は「マンチェスター空港グループは顧客情報のセキュリティを極めて重要視しており、今回ご不便やご懸念をおかけしたことをお詫び申し上げます」と述べています

翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/08/28/manchester-airports-group-data-breach/

本記事は helpnetsecurity.com の記事を翻訳・要約したものです。