International Cyber Expoは、2026年イノベーションアワード&トレイルの最終候補10製品を発表しました。独立審査団が選出した製品の中でも、サイバーセキュリティ技術が目立つ存在となっています。
International Security Expoでの成功を受け、International Cyber Expoに初登場するイノベーションアワード&トレイルでは、今日最も差し迫ったサイバー・セキュリティ課題に対応する技術が披露されます。
受賞者は9月29日(火)、ネットワーキング・ドリンクス・レセプションの席上、午後5時15分頃に発表される予定です。
サイバーセキュリティ製品が最終候補をリード
最終候補の一つには、Reliance CyberのRADARが挙げられます。これは、Detection-as-Code、AIエージェント、人間のセキュリティアナリストをマネージドサービス内で組み合わせるよう設計された、エージェント型セキュリティオペレーションプラットフォームです。
サイバーセキュリティ分野からはほかに、CairnlyticsがCairn Indexで最終候補入りを果たしました。このプラットフォームは、オープンソースソフトウェアの依存関係と開発履歴を分析し、組織がソフトウェアスタック内の集中リスクや潜在的な弱点を特定できるよう支援します。
Strand Intelligenceは、デジタルフォレンジック・インシデント対応の自動化プラットフォームが最終候補に選出されました。クラウド環境、エンドポイント、ネットワーク全体にわたるフォレンジック証拠の収集、相関分析を自動化するよう設計されています。
これら3つのソリューションは、AI支援型のセキュリティオペレーション、ソフトウェアサプライチェーンの可視化、迅速なインシデント調査など、現在サイバーセキュリティ分野で革新が重点的に進められている領域の一端を示しています。
最終候補の多くにAI技術
人工知能は、最終候補全体を通して繰り返し登場するテーマとなっています。
FivecastのOPENSCREENは、従来型のスクリーニングとオンラインインテリジェンスを組み合わせ、隠れたリスクを発見するAI搭載のデューデリジェンスプラットフォームです。
RiskawareのHAITTONは、AIを活用してソーシャルメディアや幅広い情報環境にわたるナラティブ(言説)を分析・追跡します。一方、SecuriumのDiscoverはAIを用いて42言語にわたる有害なオンラインコンテンツを識別・追跡します。
Audax Global SolutionsとNijtaも、ボディカメラ映像内のプライバシー保護に焦点を当てた技術で最終候補に選出されました。このソリューションは、同意していない発言者の生体情報を保護しながら、開示可能なコピーを作成します。
対ドローン技術から薬物検知まで
残る最終候補の顔ぶれは、今年のアワードで披露されるセキュリティ革新の幅広さを物語っています。
D-Fend SolutionsのEnforceAir PLUSは、RFサイバー検知・乗っ取り技術とレーダー検知、そしてオプションのRFエフェクター妨害機能を組み合わせ、ドローンの脅威に対抗します。
Sentrycsも、そのCyber-over-RF C-UASシステムが最終候補に選出されました。これは、許可されていないドローンを検知・追跡・識別し、制御された対処能力を提供するものです。
最終候補の締めくくりとなるのは、SafePASのDrug Hunterです。これは唾液サンプルから薬物を識別・定量化するよう設計された携帯型技術です。
イノベーション・トレイルがInternational Cyber Expoに登場
International Cyber Expoの来場者は、会期中のイノベーション・トレイルを通じて、最終候補に選ばれた技術を実際に見ることができます。
最終候補は、英国内務省、ADS Group、ロンドン消防局、Security Institute、内閣府のUK Resilience Academyなど、さまざまな組織の専門家で構成される独立審査団によって選出されました。
サイバーセキュリティ、AI、デジタル調査の各技術が強く存在感を示す今回の最終候補リストは、組織が脅威を検知し、インシデントを調査し、ますます複雑化するリスクを管理するための新たな方法を模索する中で、セキュリティ革新がどのように進展しているかを映し出すスナップショットと言えます。
翻訳元: https://www.itsecurityguru.org/2026/09/16/international-cyber-expo-innovation-awards-2026/