フロリダ州セントルーシー郡で、所有者を特定できないFlockカメラが12台見つかりました。郡政府は設置を許可しておらず、発覚(別リンク)しました。
10年ほど前にワシントンDCで起きた、StingRay型の携帯電話監視装置をめぐる事件を思い出します。このときも、装置の運用者は分からないままでした。
StingRayの件では、外国の工作員が装置を運用していたのではないかと私は推測しています。一方、今回のFlockの件は、承認を得る手間を省いた地元の政府機関による設置の可能性が高いでしょう。仮に私が外国の工作員なら、自前の機器を設置してリスクを負うよりも、既存のFlockネットワークをハッキングする道を選びます。イスラエルがテヘランの監視カメラをハッキングした手口と同じです。
いずれにせよ、監視インフラが当たり前のものになれば、味方も敵もそれを利用するようになります。
監視インフラを一度常態化させてしまうと、誰もがそれを使うというリスクが生じます。
翻訳元: https://www.schneier.com/blog/archives/2026/10/unidentified-flock-cameras-in-florida.html
本記事は schneier.com の記事を翻訳・要約したものです。