Microsoftによると、今月配信されたWindows 11のセキュリティ更新プログラム「KB5127648」を適用すると、一部のユーザーがSmart App Controlを有効にできなくなる可能性があります。
Smart App Controlは、Windows 11のセキュリティ機能です。Microsoftのアプリインテリジェンスサービスとコード整合性機能を利用し、Microsoft DefenderやSmartScreenと連携して、有害な恐れのあるアプリやバイナリをブロックします。
同社によると、Windows 11 バージョン24H2以降を搭載した影響対象のデバイスでは、Smart App Controlのオプションがグレーアウトし、切り替えができなくなります。
MicrosoftはKB5127648のアドバイザリを更新し、次のように説明しています。
「この更新プログラムを適用すると、Smart App Controlをオフにしていたデバイスの一部で、Windowsセキュリティアプリからオンにできなくなる場合があります。影響を受けるデバイスでは、Smart App Controlをオンにするオプションがグレーアウトすることがあります」
「すでにSmart App Controlがオンになっているデバイスは影響を受けず、引き続き保護されます」
修正プログラムはまだ提供されていません。Microsoftは、企業が管理するデバイスでIT管理者が問題を緩和できるよう、レジストリの変更またはグループポリシーの導入による一時的な回避策を公開しました。
レジストリを編集し、影響を受けるWindows 11デバイスでSmart App Controlを再びオンにできるようにする手順は次のとおりです。
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検索ボックスにcmdと入力して、コマンドプロンプトを開きます。
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「管理者として実行」を選択します。
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コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、デバイスを再起動します。
reg add "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Policies\Microsoft\FeatureManagement\Overrides" /v 2883193997 /t REG_DWORD /d 1 /f reg add "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Policies\Microsoft\FeatureManagement\Overrides" /v 2850574478 /t REG_DWORD /d 1 /f
IT管理者は、次の2つのグループポリシーをインストールして構成することでも、この問題を回避できます。Smart App Controlをオンにするとともに、トラブルシューティング用にログ記録も有効にします。
- Windows 11 バージョン24H2、25H2、26H2 – KB5074105 261015_19222 Feature Preview
- Windows 11 バージョン24H2、25H2、26H2 – KB5074105 261015_19221 Feature Preview
2つのグループポリシーは、[コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[{グループポリシー名}]>[Windows 11, version 24H2, 25H2]にあります。
インストール後、管理者は両方の設定を有効にし、影響を受けるデバイスを再起動してグループポリシーの設定を適用する必要があります。
Microsoftは今週、ほかにも2件の問題について明らかにしました。1件目は、セキュリティ機能「管理者保護」が有効な場合、最近のWindows更新プログラムが原因で、管理者権限を持たないユーザーにリモートデスクトップの接続障害が発生するというものです。2件目は、2026年9月のセキュリティ更新プログラムの適用後に発生していた、Always On VPNの接続問題で、こちらは解決済みです。
また火曜日には、8月以降に公開されたWindows 11の更新プログラムを適用するとブラックスクリーンやデスクトップの読み込み不良、エクスプローラーのクラッシュが発生するバグにも対処しました。