ドナルド・トランプ大統領は、米インド太平洋軍の副司令官である陸軍中将ジョシュア・ラッドを、軍のサイバー軍と国家安全保障局(NSA)のトップに指名するための手続きを進めたとされている。
サイバー軍とNSAは、トランプ氏が極右活動家ローラ・ルーマーとの会談後、前任の長官とNSA副長官を含めて突然解任してから、8カ月以上にわたり常任の指導者不在が続いている。
政権はラッドを選ぶ前に、メリーランド州フォート・ミードに同居する両組織を「二重帽子(dual-hat)」で率いる候補として、現在のサイバー軍・NSA長官代行を含む2人の有力候補を見送った。
ラッドが両組織のトップ候補であると、先月The Recordが最初に報じた。
ホワイトハウスは火曜朝の時点で指名を発表していないが、ラッドの名前は昇進の指名として議会記録に掲載されている。これは上院軍事委員会および情報委員会に付託されており、サイバー軍とNSAの指導者に選ばれた人物に対して通常踏まれる手続きだ。
昨年INDOPACOMのナンバー2に就いたラッドを選べば、サイバー空間作戦の深い経験を持たない人物が、国防総省の最重要デジタル戦闘組織の頂点に立つことになる。
昨年INDOPACOMの副司令官になる前、ラッドは同軍の参謀長を務めた。以前は、米特殊部隊内で歴任した複数の指導的ポストの一つとして、特殊作戦軍太平洋(Special Operations Command Pacific)の司令官でもあった。また、イラクとアフガニスタンに複数回派遣されている。
先月アスペン・サイバー・サミットで記者団に対し、マイク・ラウンズ上院議員(共和党・サウスダコタ州)は、サイバー戦や情報分野での深い経歴は二重指揮の役割において障壁ではないと述べた。
上院軍事委員会および情報委員会のメンバーであり、ラッドの指名に対する管轄を共有するラウンズ氏は、「それを管理し運用するために入ってくるのに、特定の知識が必要か? あれば助けになるが、必ずしも必須ではない」と語った。
「現場にいる連中は……利用者として毎日それを使っている。だから、そもそもそれが何であるかについて、ある程度の理解は持っているんだ。」
翻訳元: https://therecord.media/joshua-rudd-nomination-cyber-command-nsa