サイバー犯罪サイトでマルウェアや盗まれたデータへのアクセスが提供されていたとみられています。フランスでは数年前から捜査が行われていましたが、今回ウクライナで逮捕者が出ました。

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サイバー犯罪のための大規模なロシア語プラットフォームの疑われる運営者がウクライナで逮捕されました。このフォーラムは2013年から活動しており、世界的にサイバー犯罪の中心的な場所のひとつだったと、長年このプラットフォームを捜査してきたパリ検察庁が発表しました。容疑者はフランスの警察官立ち会いのもと、ウクライナ当局によって逮捕されました。
フランス当局によると、このサイトでは有害なプログラムや盗まれたデータへのアクセスの購入が可能だったとされています。これらの詳細については明らかにされていません。また、恐喝に使われるマルウェアに関連するサービスも提供されていたとのことです。パリ検察庁は2021年から、このプラットフォームに対して組織的な恐喝やデータ処理システムへの攻撃幇助などの容疑で捜査を進めているとしています。(dpa/jm)
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