Internet Archiveは、公式な米国連邦指定図書館となり、オンライン利用者に対して、議会法案、法律、規則、大統領文書、その他の米国政府文書のアーカイブへのアクセスを提供します。
米国上院議員アレックス・パディーヤは、7月24日付の書簡で、連邦指定図書館プログラムを監督する政府印刷局の文書監督官に対し、Internet Archiveを指定しました。このプログラムは、1,150を超える図書館のネットワークを調整しています。
「Internet Archiveは、そのDemocracy’s Libraryコレクションを通じて、すでに世界中の政府刊行物への無料アクセスを一般に提供する取り組みを進めています。連邦指定図書館として、Internet Archiveは政府印刷局の使命である連邦政府刊行物のデジタル化とアクセス向上に貢献するでしょう」とパディーヤ氏は述べています。
「私は、この図書館が今後もしばらくの間、連邦指定図書館プログラムの公共サービス目標を達成できると信じています。したがって、Internet Archiveを連邦指定図書館に指定できることを嬉しく思います。」
今月初め、無料でオープンなデジタル図書館であるInternet Archiveは、ウェブページ1兆件のアーカイブ達成という大きな節目に到達したことも発表しました。
「Internet Archiveのような組織が、物理的な資料コレクションも持ちながら、主にインターネットの一部としてアクセスできることで知られているというのは、とてもワクワクすることだと思います」とInternet Archiveの創設者ブリュースター・ケール氏は述べています。
「そして、これらの資料をWikipediaのようなものに統合することで、デジタル学習者が政府資料により近づき、インターネット全体のエコシステムが強化されるのです。」
Internet Archiveは昨年、複数の侵害を受けました。10月初旬には、SN_BlackMetaと名乗る親パレスチナ派のグループがDDoS攻撃でサーバーをダウンさせ、別の攻撃者が公開されたGitLab認証トークンを使って認証データベースに侵入し、3,100万人分のユーザーデータを盗みました。
数週間後、攻撃者は前回の攻撃で盗まれた認証トークンの適切なローテーションが行われなかったため、Internet ArchiveのZendeskメールサポートプラットフォームにも侵入しました。
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