オープンソースセキュリティのスタートアップであるSeal Securityは本日、シリーズA資金調達ラウンドで1,300万ドルを調達し、同社の累計調達額が2,000万ドルに達したことを発表しました。
今回の資金調達ラウンドはVertex Israelが主導し、CCL、More Investments、SBIグループが追加出資しました。
2022年に設立されたイスラエル・テルアビブ拠点のSeal Securityは、生成AIを活用してオープンソースソフトウェアの脆弱性の検出と修正を自動化し、サプライチェーンのセキュリティを強化しています。
このスタートアップは、バージョンアップを行うことなく、依存関係、オペレーティングシステム、コンテナベースイメージ、その他ソフトウェアスタックの各レイヤーを保護するための本番環境対応パッチを組織に提供しています。
Sealは72時間以内のCVE修正SLA(脆弱性サービスレベル合意)を約束しており、重大な脆弱性を数時間、場合によっては数分で解決し、業界標準への準拠を維持します。
脆弱性のバックログ、AI駆動の開発、レガシーコードベースへの対応により、Sealは複雑なソリューションを完全に置き換え、アプリケーションセキュリティ、DevOps、DevSecOps、ITチームの作業を容易にします。
このスタートアップは、新たに調達した資金を市場展開の強化とコアプラットフォームの拡張に投資する予定です。
「現代の開発はかつてないほど速く進んでおり、従来のAppSecソリューションはそのスピードについていけません。Sealでは、私たちが構築するコードのセキュリティは、脆弱性のバックログを指数関数的に増やすのではなく、LLMによって加速されるべきだと考えています」とSealのCEO、Itamar Sher氏は述べています。
「今回の投資と顧客からの需要の高まりは、私たちのパッチ優先アプローチへの需要を裏付けるものであり、チームが自動的に脆弱性を修正し、コンプライアンスを維持し、ワークフローを変更することなく安全なソフトウェアを提供できるようにします」とSher氏は付け加えました。
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翻訳元: https://www.securityweek.com/seal-security-raises-13-million-to-secure-software-supply-chain/