国家安全保障局(NSA)は金曜日、ティム・コシバ氏を新たな副長官に正式に発表し、トランプ政権が極右からの批判を受けて以前の指名候補を退けたことで数カ月にわたり続いていた一連の騒動に終止符を打った。
2021年に退官するまで30年以上にわたり政府で勤務していたコシバ氏は、「国家安全保障局の次期副長官として“帰ってきて”奉職できることは光栄です」と、声明で述べた。
政権は8月、元NSA職員のジョー・フランセスコン氏がナンバー2に就くと発表した。しかしこの人選は、極右活動家ローラ・ルーマー氏からすぐに攻撃を受け、フランセスコン氏が民主党の下院議員に献金していたと主張した。
Recorded Future Newsが最初に報じたところによると、フランセスコン氏は最終的に、その職には就けないと告げられたという。同氏は代わりに民間部門の職に就いた。
政権内の保守派はトランプ氏に対し、FBIとNSAで複数の上級職を務め、同局の現地拠点の一つであるNSAジョージアの副司令官も務めたコシバ氏に目を向けるよう説得した。
副長官としてコシバ氏は、諜報機関の日常業務の多くを統括し、米サイバー軍司令官も兼ねる長官に対して最重要情報のみを届けるためのフィルター役も担う。
「ティムが、我々の重要な対外シグナル情報およびサイバーセキュリティ任務を引き続き推進し導いてくれると確信しています。国家安全保障上の利益を守る取り組みを前進させるうえで、彼の専門性とリーダーシップは計り知れない価値をもたらすでしょう」と、昨年4月以降、両機関を代行として率いてきた陸軍中将ウィリアム・ハートマン氏は声明で述べた。
コシバ氏の就任により、今後は、9カ月以上にわたり上院承認を得た指導者が不在となっている同司令部と同局を率いる人物として、ドナルド・トランプ大統領が指名する候補に注目が集まる。
上院軍事委員会は、陸軍中将ジョシュア・ラッド氏に対する承認公聴会を1月15日に開催する。指名に関して管轄権を共有する上院情報委員会も、1月26日の週に独自の公聴会を開く見通しだ。
翻訳元: https://therecord.media/timothy-kosiba-nsa-new-deputy-chief