現地報道によると、過去1週間でイスラエル行きの2便が、通信を乗っ取られて機体を別の目的地へ向かわせられる未遂に遭った。
いずれもエル・アル航空の便で、タイからイスラエルのベン・グリオン国際空港へ向かっており、中東上空を飛行中に「敵対的要素」に遭遇したとみられる。
国営放送局カン・レシェトBの報道を引用し、エルサレム・ポストは、ハッカーが事前にプログラムされた航路から逸らす目的で、機体の通信ネットワークを乗っ取ろうとしたと伝えた。
犯行声明を出した組織はない。機体はイラン支援のフーシ派が活動する地域上空を飛行していたものの、情報筋は、アフリカの角にある未承認国家ソマリランドを拠点に活動する集団の仕業である可能性があるとしている。
幸いにも、パイロットは指示の急な変更を不審に思い、それを無視して別の通信チャネルに切り替え、航空管制官と航路を再確認したという。
エル・アル航空の関係者は、パイロットは飛行中にこうした脅威を見抜き、軽減する訓練を受けていると明かした。
「この妨害はエル・アル航空機を狙ったものではなく、これは安全上の事案ではない」と、同社の 声明は述べている。
「代替の通信手段を用いたパイロットのプロフェッショナリズムにより、運航の通常の流れに影響はなく、便は計画された航路のまま継続できた。」
EUの航空安全機関EASAは、航空分野向けの情報セキュリティ(Part IS)に関する初のイージー・アクセス・ルール(EAR)を公表し、同分野のサイバーセキュリティ規則を 最近刷新した。
これらは業界全体でベストプラクティスのセキュリティを徹底することを目的としており、航空会社、空港、通信インフラ提供者、管制塔に加え、非常に幅広い供給事業者を対象としている。
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翻訳元: https://www.infosecurity-magazine.com/news/israeli-aircraft-survive/