英国の警察は、破棄するよう命じられてから10年が経った今も、罪のない市民の画像を数百万枚保持し続けていることが、英国の退任予定の生体認証・監視コミッショナーによって明らかにされた。
明日で任期を終えるフレイザー・サンプソンは、2012年の高等法院判決により、その後いかなる犯罪でも起訴されなかった人物の留置場写真を警察が処分するよう命じられていたと、The Guardianに語った。
彼は、こうした写真の数は「300万枚をはるかに超える」と見積もった。
「11年後の今も、彼らはまだそれを持っている。そしてその答えはこうだ。『一括削除機能のないデータベースに保存されているから』」とサンプソンは同紙に語った。
「私はこう言った。『それは弁明になり得ない。なぜならそれを作ったのはあなたたちなのだから』。そこで警察が今やろうとしているのは、それを移行し、新しいデータベースを作って、正当なものはすべてそこへ移し、消去法で残ったものを削除できるようにすることだ。しかし、公衆の信頼と信用という点では、それしか計画がないというのは決して良い状況ではない。」
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こうした画像の保持は、AI搭載の顔認識技術の時代において特に懸念される。照合が一致すれば、群衆の中から容疑者を特定するために利用され得るからだ。
サンプソンは、こうしたプライバシー侵害的な技術の警察利用を統治するチェック・アンド・バランスが、現状では不十分だと主張した。
顔画像のデータベースは、警察の公式カメラによる撮影だけでなく、民間ユーザーが日々膨大な量を共有しているソーシャルメディアからも収集され得る。
「突然、その海に手を伸ばせるようになる。私たちの規制枠組みは、その点をまったく考慮していない。いまだに警察や地方自治体が所有・運用するカメラだけを規制しているが、それはごく一部にすぎない」と、サンプソンは主張した。
物議を醸す顔認識企業クリアビューAIは、監視カメラを通じて法執行機関の顧客が容疑者を特定できるよう、インターネットからスクレイピングした数十億枚の画像でデータベースを構築している。
しかし最近、英国の裁判所が、同社は英国またはEU以外の法執行機関にのみサービスを提供していると判断したことを受け、数百万ポンド規模の規制当局による罰金を免れた。
翻訳元: https://www.infosecurity-magazine.com/news/surveillance-commissioner-blasts/