長い間待たれていたGPT-5がついに公開されました。本日から無料ユーザー、Plus、Pro、Teamユーザーが利用できます。
つまり、誰でも今日からGPT-5を試すことができますが、有料ユーザーはより高い利用制限が適用されます。
OpenAIはブログ投稿で、GPT-5は以前のモデルと比べて大きな飛躍だと述べています。
OpenAIはさらに、GPT-5は最高のコーディングモデルであり、初期のベンチマークではClaudeのOpus 4.1をわずかに上回ることが示唆されていますが、実際のベンチマーク結果が待たれています。
従来のモデルとは異なり、GPT-5には推論機能が組み込まれています。これは2つの世界の長所を兼ね備えた統合モデルです。素早く応答すべき時と、「推論」や「じっくり考える」能力に頼るべき時を判断できます。
「統一されたシステムであるGPT-5は、ほとんどの質問に答えるスマートで効率的なモデルと、より難しい問題に対応するより深い推論モデル（GPT-5シンキング）を備えた統合システムです」とOpenAIは述べています。
BleepingComputerが以前報じたように、GPT-5は「ルーター」と呼ばれる概念に基づいており、会話の種類や複雑さ、ツールの必要性、明示的な意図に基づいて、どの機能を使うかを素早く判断します。
「例えば、プロンプトで『これについてじっくり考えて』と言った場合、ルーターはユーザーがモデルを切り替えた時や、応答の好み、正確性の測定など、実際のシグナルに基づいて継続的に学習し、時間とともに改善されます」とOpenAIは述べています。
GPT-5は順次展開中のため、すぐに表示されない場合もありますが、待ちきれない場合はCopilotでも利用できます。
Copilotでは推論機能付きのGPT-5に無料でアクセスできます。
