イスラエルのサイバーセキュリティスタートアップOakがステルスモードを終了し、AI駆動のIdentity Operating Systemを構築するため、シード資金として6,000万ドルを調達したことを発表しました。
今回の資金調達ラウンドはAccel、Greylock Partners、CRVが共同でリードし、Hetz Ventures、AlphaDrive Ventures、および複数のエンジェル投資家も参加しました。
2025年末に設立されたOakは、テルアビブとサンフランシスコを拠点とし、アイデンティティガバナンスを単一の常時更新型コントロールプレーンに統合するプラットフォームを構築しました。
すでに一般提供が開始されているOakのIdentity Operating Systemは、従来のアイデンティティガバナンス・セキュリティツールを置き換え、組織環境全体にわたる人間・AI・マシンのあらゆるアイデンティティを単一のソリューションでカバーすることを目指しています。
本プラットフォームはクラウド、オンプレミス、SaaS、自社開発システムを含む組織のアプリケーション群に接続し、数時間でコネクタを構築します。静的な記録ではなく生の証拠データに基づいて各アイデンティティを把握する仕組みです。
各アイデンティティのアクセス権限と実際の利用状況を突き合わせたマップを作成することで、Oakのプラットフォームはライフサイクル全体を通じたアイデンティティガバナンスを提供し、さらにAIによるリアルタイムのリスク判定と修復機能がこれを補完します。
Oakは、Shai Morag氏(最高経営責任者)とTal Marom氏(最高製品責任者)によって共同設立されました。Morag氏は以前、Integrity-Project(NVIDIA傘下のMellanoxが買収)、Secdo(Palo Alto Networksが買収)、Ermetic(Tenableが買収)を設立した人物です。Marom氏は以前、TenableとSalesforceで製品チームを率いていました。
「私たちは100人を超えるCISOやIAM責任者と数か月にわたって対話を重ねましたが、彼らは皆同じ課題を抱えていました。連携していないツールを大量に運用せざるを得ず、アクセスがどのように使われているかを可視化できず、AIエージェントを統制する手段も持っていないという問題です」とMarom氏は述べています。
「CNAPPが断片化していたクラウドセキュリティスタックを統合したのと同じように、アイデンティティも今まさにその転換点を迎えています。Oakはそのすべてを一つにまとめ、エンタープライズを守るセキュリティチームを強力に後押しするプラットフォームとして設計されています」とMarom氏は付け加えました。
翻訳元: https://www.securityweek.com/oak-emerges-from-stealth-mode-with-60-million-in-funding/