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Have I Been Pwnedが被害規模を初めて確認
AI音楽生成プラットフォームのSunoで発生したデータ漏洩により、5,500万件を超えるユーザーアカウントが流出したことが、Troy Hunt氏が運営するHave I Been Pwnedによる流出ファイルの取り込み結果から明らかになりました。
流出したデータの大半はメールアドレスでしたが、Have I Been Pwnedによると、電話番号を登録に使用していたユーザーについては電話番号も含まれていたということです。
さらに数万件に及ぶStripeの記録からは、氏名や物理住所、購入金額に加え、カードの種類や有効期限、カード番号下4桁といったクレジットカード情報の一部も明らかになりました。
Have I Been Pwnedによるこの内訳の公表は、先週情報漏洩が報じられて以来、Sunoのデータ漏洩の規模が具体的な数値として示された初めてのケースとなります。
Sunoへの侵入について犯行声明を出した人物は、2023年および2024年当時のものとみられるソースコードも提供しており、これによると同社はAIの学習用に、YouTube Music、Deezer、Geniusといったサービスから数百万曲もの楽曲や歌詞をスクレイピングしていたとされています。
Sunoは、インターネット上で公開されている音楽をAIの学習に利用していることを認めていますが、これはフェアユース(公正利用)に該当するとの立場を主張しています。
同社はThe Registerのコメント要請には即座に応じませんでした。
AIが芸術分野に及ぼす影響については、長年にわたり倫理・道徳の両面から議論が続いてきました。
Sunoの情報漏洩が発覚する前の2025年11月には、大手レコードレーベル各社が団結し、AI企業による大規模なデータスクレイピングと著作権侵害に対して抗議していました。
全米レコード協会(RIAA)に加盟するレコードレーベル各社は2024年、著作権者の許可なく楽曲を大量にスクレイピングしていたとしてSunoとライバルのUdioを提訴していました。
この訴訟の原告には、Sony Music Entertainment、UMG Recordings、Warner Recordsが名を連ねており、これらのレーベルはBruce Springsteen、Beyoncé、Taylor Swift、Dua Lipaといったアーティストを代表しています。
その後WarnerはSunoとの訴訟を和解で解決し、同社との商業提携を開始しました。一方、SonyとUMGは現在も法廷での係争を続けています。®