医療機器企業AdaptHealthで発生したデータ漏洩により、410万人以上の個人情報、健康情報、保険情報が盗まれました。
AdaptHealthは米国内で680以上の施設を運営し、患者に医療ソリューションと医療機器を提供する医療機器企業ネットワークを自称しています。
同社は6月上旬にハッキング被害に遭い、脅威アクターが患者管理や文書保管に使われる内部システムを含むクラウドベースのアプリケーションに侵入しました。
攻撃者が同社に接触した後、同社はデータ漏洩を確認し、保険請求に関連するパスワードファイルが盗まれたことも認めました。
AdaptHealthによると、ハッカーはソーシャルエンジニアリングを用いて、サードパーティ委託先のユーザーセッションを侵害したとのことです。
8月14日、同社は脅威アクターが氏名、連絡先・人口統計情報、健康および健康保険情報を窃取したと発表しました。
同社は、社会保障番号や金融情報は影響を受けていないとしています。
当時、同社は410万5,802人が影響を受けたことを米保健福祉省(HHS)に通知していました。HHSは今週、AdaptHealthをデータ漏洩ポータルに追加しました。
同じく8月14日にHHSへ報告され、最近ポータルに追加されたもう一件の大規模な医療データ漏洩は、臨床ゲノム解析企業Baylor Geneticsに影響を及ぼしたものです。
AdaptHealthと同様、Baylor Geneticsも6月にハッキング被害を受け、ハッカーは患者の氏名、生年月日、医療検査データ、健康保険情報、社会保障番号を盗み出しました。この事件では、Baylor Geneticsの従業員の個人情報や金融情報も侵害されています。
Baylor GeneticsがHHSに報告したところによると、ハッカーは合計281万878人分の電子保護医療情報(ePHI)を盗み出したとのことです。
翻訳元: https://www.securityweek.com/4-1-million-impacted-by-adapthealth-data-breach/