サウスカロライナ州とジョージア州にサービスを提供する非営利医療システムが、サイバーインシデントの影響で数十の部門を閉鎖する事態に陥っています。
AnMedは日曜日、声明をオンラインで発表し、「マルウェアに関わるサイバーセキュリティ上の障害」に見舞われていると明らかにしました。同社はシステムの復旧とインシデントの影響範囲の特定に取り組んでいるとしています。同日早い時間には、全施設で電話とインターネットに障害が発生していることについても警告していました。
同社は月曜日、このインシデントにより閉鎖された数十の施設・部門の一覧を公表しました。救急外来サービスは営業を続けていますが、画像診断部門、産婦人科、プライマリケアクリニックはすべて閉鎖されており、すべての医療グループオフィスも休業しています。
同ネットワークはジョージア州北東部とサウスカロライナ州アップステート地域にサービスを提供しており、4つの病院と60を超える診療所を運営しています。
同社は「患者が最も適切な環境で必要なケアを引き続き受けられるよう、救急医療サービス、地域の病院、公共安全機関のパートナーと緊密に連携を取っています」と述べています。
今年は患者ケアに影響を及ぼす医療関連のサイバー攻撃が数多く発生しており、医療機器メーカーのStrykerを狙ったイラン系ハッカーによるサイバー攻撃もその一つです。
IBMの最近のレポートでは、2025年の医療業界におけるデータ侵害は12年連続で、他のどの業界よりも被害額が高くなったことが明らかになっています。1件あたりの平均被害額は740万ドルに上ります。また医療業界における侵害は検知・解決までに平均279日を要し、全業界平均より5週間以上長くかかっていることも分かりました。
翻訳元: https://therecord.media/health-system-south-carolina-georgia-disruptions-malware