沿岸警備隊、ノースカロライナ州の港湾を混乱させたサイバー攻撃を監視中と発表

米国沿岸警備隊(Coast Guard)は、今週ノースカロライナ州の3港湾施設すべてでゲート運用に支障をきたしたサイバー攻撃について、その後の対応状況を監視していると発表しました。ただし侵害に関する調査が続いていることを理由に、詳細についてはほとんど明らかにしていません。

沿岸警備隊の広報担当者はCyberScoopに対し、同隊のIT部門が調査を進めながら関係機関と連携していると説明しました。CISAの広報担当者は、CyberScoopの取材依頼に本稿執筆時点で応じていません。 

沿岸警備隊は、ノースカロライナ州港湾局(North Carolina State Ports Authority)が今週初めにシステムへの攻撃を発見した後に支援を要請した、複数の州・連邦機関の一つです。この侵害はウィルミントン港、モアヘッドシティ港、シャーロット・インランド港に影響を及ぼし、同局はゲート開放を遅らせ、侵入の封じ込め作業中は手動処理へと切り替えることを余儀なくされました。

港湾局の広報担当者は地元メディアに対し、攻撃を発見した際にIT部門が同局のサイバーセキュリティ緊急時対応計画を発動させたほか、さらなる支援を求めて州当局にも連絡を取ったと述べています。 

金曜日午前の時点で、港湾局のウェブサイトに掲載された通知によれば、ITチームが調査を継続する一方で、通常の運用スケジュールが適用されているとのことです。同局は攻撃の性質や影響を受けたシステム、また船舶運航、貨物荷役設備、鉄道サービスに支障が出たかどうかについては明らかにしていません。

ノースカロライナ州の港湾は米国南東部における貿易拠点としての役割を担っており、特にウィルミントンは農産物輸出や小売商品、原材料の玄関口として機能しています。

ノースカロライナ州港湾局は、今後もウェブサイトで最新情報を発信していくとし、詳細情報についてはメールアラートサービスの利用を利用者に呼びかけています。今回の混乱によってトラック輸送や貨物輸送にどの程度の影響が出ているかについては、見積もりを示していません。

今回の事案は、「重要インフラ」に分類される米国内の上下水道システムを狙った一連のサイバー攻撃に新たに加わるものです。公式な帰属先は発表されていないものの、専門家らは水道システムへの攻撃の背後にイラン系のアクターがいるとの見方に自信を示しています。

金曜日午前の時点で、今回の港湾へのサイバー攻撃を特定のアクターと結び付ける公開情報は存在していません。  

翻訳元: https://cyberscoop.com/north-carolina-ports-cyberattack-coast-guard/

ソース: cyberscoop.com