この医療機器メーカーは、今週受けた攻撃による財務的な影響についてはまだ判断できていないとしています。
ボストン・サイエンティフィック・コーポレーションは、8月25日に発生し、グローバル業務や顧客注文の処理・出荷に混乱をもたらしたサイバー攻撃について調査を進めています。これは連邦当局への届け出で明らかになったものです。
証券取引委員会(SEC)に提出された8-K様式の届け出によると、今回の攻撃は同社のITネットワークと主要な業務アプリケーションに影響を及ぼしました。この医療機器メーカーは業務の復旧に全力で取り組んでいるとしていますが、完全復旧までにどれくらいの期間を要するかは現時点で明言できないとしています。
マサチューセッツ州に本社を置く同社はインシデント対応計画を発動し、外部のサイバーセキュリティ専門家と協力しながら調査を進めていると、広報担当者はCybersecurity Diveに語りました。
今回の攻撃が財務結果や事業運営にどのような影響を及ぼすかについては、同社はまだ判断していません。
ボストン・サイエンティフィックは、攻撃者がどのようにネットワークへの侵入を果たしたかについての詳細は明らかにしていません。
今年3月には、同じく医療機器メーカーであるミシガン州のストライカー(Stryker)が、攻撃の標的となったことがありました。この攻撃では同社のMicrosoft Intune環境が悪用され、数千台のデバイスのデータが消去される事態となりました。
在宅勤務への切り替え
水曜日には、アイルランドで働くボストン・サイエンティフィックの従業員数千人が在宅勤務を指示されました。同社はアイルランドに製造・研究開発拠点を3カ所有しており、アイリッシュ・エグザミナー紙の報道によると、このような対応が取られたということです。
ボストン・サイエンティフィックは7月にも、グローバル業務の再編の一環として7億ドルから8億ドルの費用計上を行うと発表していました。