企業のビデオ会議は、従業員だけでなく自動化サービスからもますます注目を集めるようになっており、こうした状況を受けてMicrosoftはTeams内の保護機能を新たに展開しました。管理者は、検出された外部ボットを完全にブロックできるようになり、主催者がその都度追加の判断を下す必要なく、会議への参加を阻止できるようになります。
6月のボット検出機能を土台に
この新しいポリシーは、Microsoftが6月に導入した仕組みを拡張したものです。現状では、Teamsは会議の待機室で検出したボットにフラグを立て、参加を許可するかどうかは主催者の判断に委ねられています。新しい設定を有効にすると、システムが識別した外部ボットは、保護された会議に一切参加できなくなります。
Teams管理センターから設定可能
この制御機能は、Teams管理センターの「ボットの管理」セクションに表示されます。デフォルトではこの機能は無効になっているため、各組織はこの設定を自ら評価したうえで、意図的に有効化する必要があります。ポリシーは、Teamsの既存の会議管理システムを通じて、個々のユーザーやグループに割り当てることができます。
制限の対象範囲
この制限は、会話の文字起こしや議事録の生成といった自動化タスクに一般的に使われるサードパーティ製ボットを対象としています。Teamsが外部ボットと認識できる限り、この同じブロック機構によって悪意あるアプリケーションの接続も防止できるため、自動化された参加者が気づかれないまま会議にひっそりと参加するリスクを軽減できます。
Teams悪用の増加への対応
Microsoftは、企業ネットワーク内でTeamsの悪用が増加している状況を背景に、これらの保護機能を強化しています。同社はこれまでにも、攻撃者がIT担当者になりすまして組織横断的なチャットを通じて従業員に接触し、リモートアクセスを許可するよう説得する手口について警告してきました。こうして得られたアクセス権限は、その後データ窃取に悪用されます。
展開スケジュール
Microsoftは新しいポリシーの限定展開を開始しており、8月末までに完了させる計画です。世界全体での全面展開は9月末までに完了する見込みです。同社はまた、承認済みボットの許可リストや詳細なレポート・検出ログ、さらには会議保護の要件が組織ごとに異なることに対応するための、より柔軟なルールの準備も進めています。
翻訳元: https://meterpreter.org/teams-block-external-bots-meetings/